7月になりました。2020年も、あと半年が過ぎました。
『半夏生(はんげしょう)』の頃とは、田植えを終えた農家の方々が休息をとる頃です。明日7月2日は、この農家繁忙期の一休み時期にうどんをふるまって労をねぎらう風習が四国ではあったそうです。そんなわけで2日は「うどんの日」になったとか。
忙しい。一休み。捻りはちまき。もう一踏ん張り。
梅雨のわずかな晴れ間か、今朝は少し冷たい風が吹く久しぶりに雨のない朝。
かわる入試
「もういっちょーーー!」
毎朝進路指導室からよく見える北館前の階段を、柔道部皆さんがダッシュしています。登校してくる生徒皆さんの「おはようございます!」の声と交錯し、朝から大変な活気をいただきます。
雨が降っていない朝のルーティン。
クラブ活動に励んでいる選手達と話をする機会をいただくと「対戦相手が決まってから練習を頑張るわけではありません。」という趣旨のエピソードをよく耳にします。
対戦相手が決まると確かにもう1つギアが上がることは間違いありませんが、どのチームとの対戦が決まっても自分たちが納得できるゲーム、練習の成果が出せるように普段から積み上げていく時間を過ごしています。
今週月曜日、第73回生こと高校3年生は学年集会を実施しました。今年からセンター試験にかわり始まる『新テスト』。
白石学年主任は集会開始直後、さっそく3年生に問いかけました。
「新テストまであと何日か皆さん知っていますか?」
73回生は即座に「あと約200日くらいです!」と、返答したのがとても印象的な集会の始まりでした。
先生は年内に始まる入試種類から説明を始め、新テストそして入試スケジュールを丁寧に説明していきます。
「今年は休校もあって少し不規則な感じがしていましたが、いよいよだと感じます。」
「私たちは受験生なんだと気合いが改めて入ります。定期考査、そして模擬試験でまずは結果を出したいです。」
「ここにいる皆が4月に過ごす場所に向かって日々取り組んでいるんだな、と集会中思わず周囲を見渡しました。」
起こるかもしれないし、起こらないかもしれない出来事をめぐる憶測から不安や恐怖は生まれる。想像力がそれに拍車をかける。
ところが現実を受け入れ、どう対処すべきか具体的に考え出すと、不安や恐怖は取り除かれる。
逆説的に言うなら不安や恐怖は、現実からの逃避の印である。しっかりと受け入れ日々を積み上げ対処していくことである。ー夏目漱石
※写真は学年集会の様子。
7月1日
校長 武川 眞一郎
おはようございます。今朝の気温は21度 天気は晴れです。
素晴らしい青空です。雨上がりのせいか空気は澄んでおり、ちょっとヒンヤリとしていますが、昼は夏らしくあつくなりそうです。朝のうちは長袖、ネクタイでも過ごせる7月1日になりました。
昨日も全国のコロナ感染者数が100名を超え、東京では5日連続50名越えています。このようなことが常態化しています。今まで以上に手洗いと3密をさける行為を全国民で実践していかなければならないと思います。
「新しい生活」を確立し感染症に対応できるように私達の日ごろの行いを点検し実践していかなければならないと痛感しています。
社会も頑張っています。君たちもご協力をお願いします。「私達は絶対、この困難を乗り越えられる」ことができると信じましょう。
次の「3つの密」を実践してください。
(1)人の集まるところへの外出はしないでください。(密集)
(2)閉ざされた空間では換気を十分に行いましょう。(密閉)
(3)人との接触を避け、一定の距離を保って話しましょう(密接)
(30秒手洗い)
指と指の間、爪先、手首を丁寧に石鹸で洗ってください。手をハンカチ等で拭いたあとアルコール消毒液を使用しましょう。