いよいよ本番


朝方に大雨が降ったかと思えば、気温がぐんぐんあがり昼過ぎからは青空を見せた昨日。今朝の空はどうだろうかと空を見上げると雲がかかっています。週間予報だと傘マークが並ぶ今週、晴れ間に夏の気配を感じさせながらも梅雨明けまではもう少しかかりそうです。

さて、さかのぼること51年前の1969年7月20日(協定世界時)はアポロ11号が世界で最初に人間を乗せて月に着陸した日です。月に降り立ったアームストロング船長が述べた『That’s one small step for a man,one giant leap for mankind(これは人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な跳躍である)』は有名な一言ですが、その後、このようにも述べています。

『今皆様が目にしているのは私たち3人だけですが、水面下では何千、何万もの人たちによって支えられているのです。』

偉大な一歩は多くの人々の努力の結晶です。

生徒総会へ向けて

そんな本日、本校では『生徒総会』を実施します。

「今年は新型コロナウイルスの影響で行事に様々な制限がかかり、例年とは違う形式になることが予想されます。ただ、その制限の中でも全校生徒の皆さんが最大限に学校生活を楽しめるようにお手伝いができるようにしたいです。」

そう話してくれたのは新生徒会会長。冒頭写真は新生徒会執行部の面々です。彼女たちの最初の取り組みが『生徒総会』。その準備は、新執行部が発足した6月中旬から始まっていました。

各クラスからの学校生活改善案を取りまとめ、生徒代表として学校に提出。返答をもとに今度は全校生徒へ向けた発表資料を作成していきます。例年、生徒たちの積極的な意見が学校へ大きな影響を与えています。

旧生徒会執行部との引き継ぎの場ともなっていることから旧生徒会長もアドバイザーとして会議や準備に参加します。

密を避けるため、各教室のスクリーンに資料を投影しながら放送での実施です。ICTを活用する効果的な発表方法も今回は一つのテーマでした。生徒会担当の小山先生(英語科)と入念に打ち合わせをしながら準備は進みました。

「今年度の執行部は『団結』をテーマに活動していきます。執行部の団結ももちろんですが、全校生徒の皆さんと団結しながら学校生活をよりよくしていきたいです。密は駄目ですが、皆の心は例年以上に密にしていきたいです!」

準備は万全。全校生徒の考えが集まった『生徒総会』。学校をよりよく変化させるための舞台がいよいよ本番を迎えます。

※ 写真は新旧生徒会執行部と生徒会担当小山先生。