「おはようございます。」と、ニッコリ笑顔。
毎朝の通学路。今日はようやく傘越しではなく、また雨音に声がかき消されることもなく、毎日すれ違う地域の方数名と挨拶ができました。お顔をしっかり合わせながら挨拶ができるのは、やはりとても気持ちがいいです。
対岸に見える稲佐山もその姿が今朝はハッキリ見え、長崎港を囲む海も鏡面で青空が映ります。
待ち遠しい『梅雨明け宣言』。その言葉を聞くだけで、季節が一つ動いたような気分になれる言葉です。
オレたちの全国大会
本来ならば高知県にて開催参加予定であった吹奏楽『こうち総文2020』。
本校からも7名の吹奏楽部員が高知県にて全国の舞台を経験する予定でした。しかし今回のこのような状況から、第44回全国高等学校総合文化祭高知大会は「WEB SOUBUN」として、吹奏楽部門は生徒交流として各地で実施されることになりました。
先日長崎県で選ばれた吹奏楽部員が各校から集まり、ブリックホールにて演奏を収録。
参加した各校部員は素晴らしい緊張感を持って演奏・収録に臨みました。
本校吹奏楽部から選出された部員は
「普段の練習から緊張感をもって演奏はしていますが、やはりこのような舞台を用意していただき参加させていただくと3年間クラブ活動を通じてのイニシエーションを感じ取ることができました。大切な節目をいただき感謝しています。」
と、高校生活における吹奏楽活動に区切りをつけ次のステップに迎える達成感を教えてくれました。
浴衣に風鈴、蝉の声。
季節が巡り私たちは四季を感じます。季節にリンクしたものを目にし耳にし身につけることによって、いっそう春夏秋冬の中へ飛び込みつかることができます。次の季節を心待ちにしながらも、自らの足で積極的に未来に向かうきっかけをいただくのです。
長崎の地で出場することになった全国大会・こうち総文ですが、全国の舞台をこのように踏めたことは大きな喜びであり、次のチャレンジにつながる階段に他なりません。
「ブリックホール…しびれる緊張感でした。」
「1つ1つの音色がそれぞれ精一杯に美しく鳴り響こうとしているのが演奏しながら伝わってきました。」
「この舞台を終えると3年間の吹奏楽活動が終わる・・・と演奏しながら込み上げてくるものがありました。」
すべてが言葉で表現できるのであるならば、世の中に芸術家は一人もいなくなるだろう、とはルネサンス期の言葉ですが、音色に青春の思いをのせ多くの気持ちを表現できた彼ら。
「大舞台で演奏できた幸せを、全部員で分かち合います。」
オレたちの全国。
※写真は、吹奏楽部。
7月29日
校長 武川 眞一郎
おはようございます。空気が澄み青空が綺麗な爽やかな朝です。
報道では、山形県の最上川が氾濫しているとありました。芭蕉の句ではありませんが悠然と流れる大河のイメージがある最上川が氾濫するとはどれだけの雨が降ったのだろうと想像するだけで、流域の方々がどれだけ恐怖感を感じたのか同情を禁じえません。
COVID‐19の感染者数の増加の勢いがとまらないという報道が続いています。7月28日の全国の感染者数は981名だそうです。九州全県からも発生者が出ています。また感染経路が未確定の感染者が増えたことなど、感染のリスクが身近に感じられるようになりました。感染された方に衷心よりお見舞い申し上げます。私達が常に意識しておかなければならないのは感染者・濃厚接触者、医療従事者への配慮を忘れないことだと思います。
誹謗中傷、差別的な対応を行っていないか、一人ひとりが意識する必要を感じます。感染症はいつ誰(私、あなた)にも感染の可能性があります。わたしたちはつらく苦しい立場に立たされた方に寄り添う心を決して忘れたくはありません。
以前紹介させていただきました【日本赤十字社】「ウイルスの次にやってくるもの」
https://www.youtube.com/watch?v=rbNuikVDrN4をご覧ください。
社会も頑張っています。皆さんもご協力をお願いします。「私達は絶対、この困難を乗り越えられる」ことができると信じましょう。
次の「3つの密」を実践してください。
(1)人の集まるところへの外出はしないでください。(密集)
(2)閉ざされた空間では換気を十分に行いましょう。(密閉)
(3)人との接触を避け、一定の距離を保って話しましょう(密接)
(30秒手洗い)
指と指の間、爪先、手首を丁寧に石鹸で洗ってください。手をハンカチ等で拭いたあとアルコール消毒液を使用しましょう。
※登校後ただちに手洗い
※食事の前後に手洗い
※トイレの後に手洗い
※掃除の後に手洗い
※帰宅後手洗い