優勝は白組


強風と時折雨も断続的に降っています。残る台風の余波。生徒皆さんは安全を確認し、昨日配信させていただいたメールメイトに準じて登校してください。

今朝は暗く街灯を頼りに通学路を歩きました。対岸の造船所に珍しく煌々と大きな大きな白色灯が複数点灯していました。強風が建物を切る轟音に不安な気持ちもありましたが、対岸にまで届いているあの白色灯輝きに何とも言えない安堵感を覚えました。

週末から月曜日には台風10号の予報が出ています。私たちは多くの防災教訓をいただいています。適切な行動を心がけましょう。

優勝は白組

今週月曜日、高校では『蜜を避けるリモート体育祭』を実施しました。

学校行事がことごとく例年通りにはいかない今年度。天候のため順延になりましたが月曜日に無事開催。クラブ活動生皆さんが朝早く登校し準備を開始。

例年、長崎市営松山市営ラグビーサッカー場で開催している体育祭。学園・通称『上グラウンド』での実施は久しぶりです。

みんなで手際よく準備が進みました。

そして始まった体育祭。

今年度はその表題の通り、例年4月開催の本校体育祭ですが『密を避ける』さらに『熱中症対策』も考慮し、競技者以外は教室でリモート観戦・リモート応援。

声を上げずに観戦応援するのは、なかなか至難の業でしたが生徒皆さんの言葉を借りると「行事をできるだけでも有り難いので、そこはコントロールできます!」

放送部の活躍も手伝って、実況に字幕スーパー、さながらプロスポーツを観戦している気分になりました。

競技上位者には競技後『ヒーローインタビュー』も感染対策を行った上実況。

インタビューを受けた競技者皆さんは一躍ヒーロー・ヒロイン、スポットライトが当たりました。

全ての競技は午前中に終了。

実は競技開始時間が機材トラブルにより遅れましたが、全員でカバーし合って予定通りの時刻に競技が終了しました。

今年は「青」「赤」「白」組の三色で対戦。優勝した白組団長が優勝表彰を受けました。その模様も実況生中継。

各色団長と一枚。

「学校行事ができて本当に良かったです。私たちも思い出になりましたし、特に一年生の皆さんは初めての学校行事だったと思うので、快晴の素晴らしい学校行事を体験できたんじゃないかなと思います!」

全競技終了、各教室に戻った後に再び高校三年生はグラウンドに集合、卒業アルバム用の写真を撮影しました。

と、その前に一人の三年生が白石学年主任(高校3年)にお願いしマイクを摂りました。

「みんな良かった!いろんな人たちの協力をいただいて開催できた体育祭、当たり前と思わず感謝の気持ちを忘れず、あとは進路活動頑張ろう!」

お天気にも恵まれ、素晴らしい一日になりました。

機材などの関係で数に限りはありましたが、今年の体育祭は保護者皆様にもリモート観戦いただきました。初めての試みで十分な対応がとれない部分が多々ありましたことを、この場を借りてお詫び申し上げます。

※写真は高校体育祭の様子。

9月3日

校長 武川 眞一郎

おはようございます。吹き返しでしょうか、時折強い風が吹きます。

午前6時には突然大粒の雨が降りましたが、すぐに止みました。今は明るくなったので交通機関などは点検後復旧してくるのではと思います。非日常を日常に戻す努力が至る所で活発に行われます。担当の方々の努力に敬意を表したいです。

「台風10号(ハイシェン:海神)」が近づいています。進路と気圧の変化を注視しておかなければならないと思っています。

台風、集中豪雨や地震などが発生するたびに思うことなのですが、自然は私達に様々な現象を見せてくれます。災害だけではありません。ただ、自然は自らの意志を持って人間に害を及ぼそうとか恵を与えようとかしているのではありません。いくつかの現象はあくまでも自然の営みであって、それ以上のものでもそれ以下のものでもありません。しかし、自然の営みの中に秩序と調和を与えた存在は、その営みを通して私達に常に何かを訴えようと働きかけているように思えてなりません。その何かを感じるのは私達に与えられた知恵なのでしょう。

自然を通して人本来の姿に、人間が人間らしくあるためには何が必要なのか考えてみる必要があるように思います。コロナウイルスも自然現象の一つだと思っています。感染された方が悪いかのように、あるいは治療に果敢に携わっている方々を忌避するような心を芽生えさせているのも人間なのでしょう。自然の中の自分だとしたら、忌避する心なども自分に却ってくるのではと思います。疑心暗鬼は人本来の姿でしょうか

私達の生活も、「コロナ」とか「命に関わる危険な暑さ」の中で、何ができるか、そして何をしなければならないか。やってはいけないことをしっかりと見分けながら、日常の生活を送らなければならないのだろうと思いました。

コロナ対策と同時に熱中症対策を同時に行わなければなりません。

https://m.facebook.com/notes/早川-眞鍋-葉子/コロナ感染から身を守る方法/3011143708928439/

私達が常に意識しておかなければならないのは、予防策だけではなく感染した方々への思いやりもわすれてはなりません。感染者・濃厚接触者、医療従事者やそのご家族が、いわれのない誹謗中傷、差別的な対応を受けないように配慮することです、報道等でそのようなニュースを耳にするにつけ、悲しみと憤りを禁じえません。感染症はいつ誰(私、あなた)にも感染の可能性があります。わたしたちはつらく苦しい立場に立たされた方に寄り添う心を決して忘れたくはありません。

【日本赤十字社】「ウイルスの次にやってくるもの」

https://www.youtube.com/watch?v=rbNuikVDrN4 をご覧ください。

社会も頑張っています。皆さんもご協力をお願いします。「私達は絶対、この困難を乗り越えられる」ことができると信じましょう。

次の「3つの密」を実践してください。
(1)人の集まるところへの外出はしないでください。(密集)
(2)閉ざされた空間では換気を十分に行いましょう。(密閉)
(3)人との接触を避け、一定の距離を保って話しましょう(密接)

※家族以外との会食は避けましょう。

(30秒手洗い)
指と指の間、爪先、手首を丁寧に石鹸で洗ってください。手をハンカチ等で拭いたあとアルコール消毒液を使用しましょう。

※登校後ただちに手洗い
※食事の前後に手洗い
※トイレの後に手洗い
※掃除の後に手洗い
※帰宅後手洗い