雨の朝になりましたが、昨日の余韻が冷めない熱気ある朝です。
『曼珠沙華(まんじゅしゃげ)』とは点に咲く赤い花。秋分の頃に赤く彩る彼岸花。中秋の名月、松茸、さんま。秋を彩る毎年待ちに待った最高級の喜び。目の前にすると毎年の喜びと安堵感を与えていただきながら、その時間が愛おしく感じられます。
大会16連覇
昨日は全国選抜高校テニス県大会で見事優勝、しかも16連覇を達成した男子硬式テニス部の皆さんが優勝旗とともに登校してきました。
毎年のことですが、これが容易でないことは皆分かっているだけに優勝の重みを感じずにはいられません。早速キャプテンに話を聞くことができました。
目前の試合、1つの勝利だけでもかかるプレッシャーは小さなものではありません。それでも勝ち上がり頂点に立つ。さらに先輩方から続く連覇を自分たちの代でも続けていくという姿勢。
彼らの強さは例えば随所に見られます。
「キャプテンに昼休み、話を聞きたい。」東口監督にお願いしたところ時間前に食事を済ませたキャプテンが足を運んでくれました。話を聞き終わり少し欲が出ました。
「キャプテンさん、申し訳ない。可能なら出場メンバーだけでいいので写真を撮りたいのだけど、放課後もう一度来てもらっていいですか?」と言うと
「先生、今でも大丈夫です。」
何とものの30秒でメンバー全員が集合してくれました。
「えらく準備がいいなぁー、ありがとう!」
「準備をしていました。色んな話を聞かれるかもしれないと思ったので。」とニッコリ。
以前のキャプテンにもインタビューした際、彼らに伝えたことがありますが同大会や高校総体で連覇を続けている男子硬式テニス部の試合中は独特の雰囲気が漂います。特に決勝は毎年独特で、海星がミスしたり劣勢になったりすると何とも言えない歓声があがるのです。
そう、連覇を続けている海星が「今年は…!?」というのがあるのでしょう。そんなプレッシャーがかかる中で何故勝ち続けることができるのか、今年のキャプテンにも聞きました。すると…
「普段の練習から努めていることが2つあります。それは緊張感を保つためというより、良い環境で練習するための取り組みです。」
まず1つ目は全体の練習で全員が声を出し雰囲気を良くする。「レギュラーであろうがなかろうが全員が試合に挑む姿勢の中で練習に取り組まないと、試合に出場する選手の技術・メンタルの向上は見られません。」と、お互いが日々の練習の中で切磋琢磨していることをあげました。
2つ目は「練習開始アップ時ラリー最初のボールです。」とのこと。聞けば、軽いウォーミングアップ、リラックスした雰囲気で始まる練習ですが、1本目の最初のボールは全員が絶対外さない意識で練習を始めるそうです。
「そうすることで日々のルーティンにも緊張感を持たせ良い環境で練習できています。」
勝つための努力、1日の取り組みを惜しまない男子硬式テニス部。質問に全て誠実に答えてくれたキャプテン。
近道と安易な目標によって自分たちのプレーが成り立っていない。毎日の課題に取り組み「絶対に諦めない」という姿勢で勝つ準備をした今年のチームも次の舞台に進みます。
※写真は男子硬式テニス部。
9月24日
校長 武川 眞一郎
おはようございます。午前2時頃雨音で目が覚め、その後雨は小康状態になりました。このまま雨が止んでほしいと願っていましたが、午前6時頃から再び雨が降り出しました。今日一日は雨の予報です。自然の恵みとなる秋の雨です。
家人が玄関に赤い曼珠沙華を生けてくれました。20本ほど束にして花瓶に無造作に生けてありますが、独特の赤色が際立って美しく見えます。畔に咲いているものと趣が違いますが、玄関を明るくしてくれ、これはこれでよいのだと思いました。
【日本赤十字社】「ウイルスの次にやってくるもの」
https://www.youtube.com/watch?v=rbNuikVDrN4 をご覧ください。
社会も頑張っています。皆さんもご協力をお願いします。「私達は絶対、この困難を乗り越えられる」ことができると信じましょう。
次の「3つの密」を実践してください。
(1)人の集まるところへの外出はしないでください。(密集)
(2)閉ざされた空間では換気を十分に行いましょう。(密閉)
(3)人との接触を避け、一定の距離を保って話しましょう(密接)
※家族以外との会食は避けましょう。
(30秒手洗い)
指と指の間、爪先、手首を丁寧に石鹸で洗ってください。手をハンカチ等で拭いたあとアルコール消毒液を使用しましょう。
※登校後ただちに手洗い
※食事の前後に手洗い
※トイレの後に手洗い
※掃除の後に手洗い
※帰宅後手洗い