一球入魂


気温20℃の今朝は、この時分のちょうど良い気温です。同じ20℃前後の朝でも10月に入ってからは長袖の方々を見かけます。秋も終盤がのぞく頃。もう後一ヶ月もたたないうちに『立冬』、冬の準備が始まります。菊に栗、柿や鯖が今旬の食材です。

今週土曜17日は『重陽(ちょうよう)の節句』

節句とは季節の節目、『人日(1月)』『上巳(3月)』『端午(5月)』『七夕(7月)』『重陽(9月)』と年に五回。

一球入魂

週末各クラブ活動は、公式戦・遠征・練習試合・練習に挑みました。対戦いただいた各競技・各チームの皆様・大会関係者の皆様、ありがとうございました。また保護者の皆様・OB・OG皆様におかれましてはいつもあたたかいご声援ありがとうございます。

今週末は、既報通り公式戦が目白押しです。武道場最上階では、公式戦を見据えていつも通り卓球部が活気の中練習に励んでいました。


「去年のメンバーと比べるとまだまだ実力不足です。しかし今年度は10人ほどの1年生が新たに入部してくれたので部員一同切磋琢磨して練習に励んでいます。先日部内戦を行いました。」と、教えてくれたのは顧問 丸野先生。

厳しく表現したのは、現チームへの期待の大きさという事を感じずにはいられません。球音だけではなく、小気味よい床を為らずステップの音が先生の声をかき消す練習時間。

「部員の中には高校になってから卓球を始めた選手もいます。経験者といいゲームをできるようにもなってきました。勝敗にとことんこだわってほしいですが、日々の小さな積み重ねで成果が出ていることを、まずは感じ取ってほしいです。」

今週末の公式戦で経験を積み、チームとしての成長に期待したいと最後は結んでくれた丸野先生。顧問 深堀先生、監督 森先生のコーチングの声も聞こえてきます。

全員が一丸となって公式戦に挑むという気迫がみなぎっていました。

「たった一球でゲームの流れがガラリと変わります。目前の1球を丁寧に処理することによってゲーム数が積み重なって勝敗がつきます。」

縦に13.4mあるバドミントンのコート。打ち合うシャトルの最高時速は約500kmです。

テニスのコートは縦に23.77mで、最高時速は約270kmといわれています。速度の速さに驚きを隠せません。卓球は台が2.74mしかありません。その狭い卓球台の上で最高時速300kmとも言われる球を打ち合っています。打球判断は、卓球台の狭さも手伝って0.2秒と言われています。

それぞれの競技、みな心技体のバランスが大切です。

日頃の成果を発揮できる公式戦。全競技、全選手の健闘を祈念します。

※写真は卓球部。

10月12日

校長 武川 眞一郎

おはようございます。昨日までで稲刈りは終えたようです。今朝はどの田圃も稲株だけが残っていました。稲架に干されている稲は1週間後ぐらいに脱穀をするのでしょう。このまま天気が良ければよいのですが、雨が降るとビニールシートを被せなければならない作業が増えます。お米を作る作業がいかに大変かを感じます。

このような情景をみると、田圃がダムの役目をしているということが分かります。作家・井上ひさし氏が、「お米の値段は安い。もっと上げるべきだ、農家の方の労力に見合う報酬を与えるべきだ。」と、声高に言っていたのを思い出しました。消費者(私も含めて)は作られている現場を見ていないので値段だけで判断しますが、農産物は作る過程で自然の保全も行われているということが分かります。井上氏がお話しになっていたことは真理なのではと思いながら、その情景を眺めました。

【日本赤十字社】「ウイルスの次にやってくるもの」

https://www.youtube.com/watch?v=rbNuikVDrN4をご覧ください。

社会も頑張っています。皆さんもご協力をお願いします。「私達は絶対、この困難を乗り越えられる」ことができると信じましょう。

次の「3つの密」を実践してください。
(1)人の集まるところへの外出はしないでください。(密集)
(2)閉ざされた空間では換気を十分に行いましょう。(密閉)
(3)人との接触を避け、一定の距離を保って話しましょう(密接)

※家族以外との会食は避けましょう。

(30秒手洗い)
指と指の間、爪先、手首を丁寧に石鹸で洗ってください。手をハンカチ等で拭いたあとアルコール消毒液を使用しましょう。

※登校後ただちに手洗い
※食事の前後に手洗い
※トイレの後に手洗い
※掃除の後に手洗い
※帰宅後手洗い