明日からは12月、師走です。いよいよ今年も年度末。本校では明日から第4回定期考査が始まります。
週末からぐっと冷え込み、今朝の気温は8℃でした。『朔風(さくふう)葉を払う』冷たい北風が、木々の葉を落とす木枯らし真っ盛りの季節。霜が降りると朝からの寒さは格段です。
その霜。それに当たると糖度が増すのが冬鍋の王様・白菜。冷涼な土地を好んで育つ白菜は冬の寒さが好物で、私達はその寒さをしのぐために白菜を鍋でいただくとは、これいかに。
今朝の景観
今朝午前6時前、通学路には見事というのは言葉が足りない満月。東山手を正面に長崎港を照らしていました。
冬の無音が、美しさを際立ててくれます。
今朝も例外なく肩を上げての思わず一枚という撮影でしたが、こうも美しいと「今度はもっと。」と欲が出て新たな一枚を取りたいと思いました。
将棋 新人戦第3位
今日は文化活動のご報告です。
学校総合文化祭・将棋部門新人大会にて見事本校から出場した3名が第3位に輝きました。おめでとうございます。早速、3人に話を聞く機会を得ました。
「上には上がいると知った大会でした。とても勉強になりました。」と大会を終えての感想を聞くと、まずこの返答がありました。
そして
「僕は小学校1年生の時から将棋を始めました。一手一手を打つのに頭を使うのが将棋の魅力だと思います。この楽しさの延長に今回の新人戦がありました。」と、第3位の喜びを見せながらも、次のような言葉がとても印象に残りました。
「他県にとても強い選手がいました。『あの人に勝ちたい。』と、心の底から大会を終え気持ちがわき上がってきました。今まで楽しさだけで指していましたが、新たな意欲をいただいた大会になりました。やっぱり将棋はとても奥深く面白いです。」
引率をした井上先生は「一試合終わるごとに全員で対局の振り返りを行っていました。強くなることに貪欲で、互いが切磋琢磨した今大会でした。その結果の第3位だと思います。」
あの羽生棋士は著書の中で『一方的に入ってきた知識は、一方的に出て行きやすい。しかし、自分で体得したものは出て行きにくい。」と、勝負を積み重ねる大切さを表現しています。
相手の一手、会場の雰囲気、仲間との対局振り返り。
3人が体得した大きな第3位という結果は、彼らなのかに大きく残った様子が垣間見られ、大金阿喜びをいただきました。
※写真は、将棋・新人大会。