自宅を出るとき降っていた雨も、東山手に着く頃には上がっていました。雲の切れ間からはお星様が見える朝、気温は12℃。
お世辞にも爽やかで気持ちが良い朝とは言えませんが、雨上がりも手伝った暖かく感じられる朝に春の気配を感じずにはいられません。少しウキウキする暖気を伴った立春の朝。
さて、もしこの朝が『梅雨の時期』なら同じように感じるだろうか?
月曜、小雨、生暖かく、湿度を感じ…。
同じ環境、同じ状況でも、気持ちは大きく異なります。
海星高校一次入試
■出 願 2月12日(金曜)ー19日(金曜)
■試験日 2月25日(木曜)
I ♡ Nagasaki
先週金曜日、高校2年生は年間を通じて実施しているSDGs講座を実施しました。講師の先生方、貴重な時間をありがとうございました。
今回は、JTB様・長崎新聞社様を講師にお招きして取り組んだ講座。
前回に引き続き、テーマは『長崎』に関する探求学習。
答えがすぐ見つからなかったり、答えが複数あったりする問に対して、自分なりの答えを探していく活動です。
「AT化が進み、技術が進歩することによって、将来就きたい仕事がロボット化・AI化していく可能性があります。私達は、現在存在していない仕事に就く可能性が高いです。」
思えば、筆者幼少期、街には『コンビニエンスストア』『携帯電話ショップ』『無人のガソリンスタンド』などなど、現在日常であるショップはありませんでした。
AI化に加えて、グローバル化、地方都市の人口減少など、進化・国際化・問題課題は、一度に押し寄せてきて時間は未来へと進んで言っています。
「先生が高校生の頃は、路線バスに乗って通学するのもやっとで、整理券が出るバス内階段にようやく乗り込んで通学できるくらい人が長崎は多かったんだよ。」と伝えても、現在の高校生にはピンとこないのが現実で、「本当にそんなに人がいたんですか?話を盛ってるでしょう、先生。」と笑顔で返答されるのも珍しくありません。
「さぁ、理想の長崎をつくるためにはどうしたらいいだろう!?」
グループワークが始まりました。
「今回の班は、無作為に班作りをこちらでしています。社会人になると気が合う人同士ばかりで仕事を協力してやっていくわけではありませんから、これも経験ですよ。」
学年団の教職員、そして講師の先生方も輪に入り、議論が進みます。
お互いの意見をメモに取り、「観光客数日本一の長崎へ」「観光PRの工夫」「交通機関の整備」「情報発信」「高速道路の活用」などなど、有名な観光地があるにもかかわらず、観光客増加が思わしくない現状打破を考えて、街の活性化、起爆剤を考えていきました。
「思ったことは、必ず形になる。」
「一つの方法にとらわれず、いろいろな観点をもって問題にアプローチしてみる。」
「やっぱり私達の街にはいつまでも元気で輝いていて欲しい。」
どうすれば理想の長崎に近づくことができるようになるか、高校2年生のSDGsは、これからも続きます。
※写真は活動の様子。