エンパワーメントプログラム


春ならではの楽しみがあります。

「いってきます。」と玄関を出ると、目前の公園には梅が咲いています。遠くの山には二分咲きほどの桜が見えます。道端に綺麗に植樹されているツツジが1つ2つ色をつけています。

白梅、紅梅、桃の花。桜にツツジ、そして藤の花。五月上旬にかけて途端に色づく景観に、「次はどんな花が咲くだろう。」と気配を感じながら歩く通学路。

今朝の気温は6℃。この寒暖で何が目覚めるか。

エンパワーメントプログラム

現在本校では『エンパワーメントプログラム』講習会をネット環境を活用し多方面からご協力をいただきながら実施しています。

山口進路指導部長は「『エンパワーメントプログラム』とは、外国語・留学にたけた企業ISA様のお力添えをいただき実施している講習会です。」と、来週実施する次回準備にも余念がありません。

本日は事前講習会の様子をお伝えさせていただきます。

すでに海外の学校と互いの母国語ではなく、双方『英語』を活用しコミュニケーションを図る交流を実施している授業はブログでも紹介させていただいています。【エクスチェンジ・レッスン

英語科からは荒木先生と進路指導部がタッグを組み、実施した今回講習会。

参加している生徒皆さんに聞くと「僕はただたんに英語が大好きです。とても楽しい準備ができワクワクしています。」

「海外の皆さんと長崎に居ながらにして交流できるのが、とても魅力的です。コロナ禍が収まったら留学…夢の一つです。」

「ネット環境を活用して国内・海外とライブでコミュニケーションをとることは、私達が大学を卒業し社会人になると日常になると思います。」

この講習会への参加動機は様々です。

会では講師の先生がおっしゃる話を、最初を試行錯誤しながら聞いていましたが、5分も経過すると資料を広げ、メモを取り、それぞれの夢や目標に向かってサクサクと行動を、質問をしていきます。

英語科・荒木先生は「参加している皆さんは大好きな英語に一層携われる素晴らしい機会だと思います。」と述べ、続けて

「きっかけである英語というツールを入口にして、まずは自己分析をしっかりし、他国の文化を知り、そして自己分析した結果を他国の文化を理解した上で、海外の方々に発信できる。最終的にそれらを総括してプレゼンテーションできるようになることが、第一段階の出口です。」と、取り組む生徒皆さんと充実した時間を一緒に過ごしました。

つい2~3年前には日常ではなかった光景が、学校という場所で日常になっている今年度。

コミュニケーションの形が言語や通信、文化交流を含めこれから10年で大きく進化しながら変化していきます。

新しい形の学習、新しい形の未来への階段を、学園で過ごす時間を通じて私達は学び、その成果を発揮していきます。

 

※写真は、エンパワーメントプログラムの様子。