週末はお天気に恵まれましたが、今朝は雨の朝になりました。
日の出時間がこの頃からが最も早くなっていく長崎市。朝の明るさに姿を見せる景観に、間もなく高総体が始まろうとしている高揚感を抑えることができません。
本校は今日から定期考査が始まります。いったん気持ちを落ち着けて、足もとをしっかり踏みしめる週はじめです。
地区大会で再会
■第69回 NHK杯長崎県高等学校野球大会 長崎地区予選
2回戦 海星 10(6回コールド)0 対馬
※次戦 5月25日(火) ビッグN球場 12時30分~予定
本日冒頭写真は、先日紹介させていただいた本校卒業生・土谷監督(対馬高校)と野球部・加藤監督が試合前に再会を果たし、お互いの健闘をたたえた一枚です。
繰り返しになりますが、土谷監督は2016年3月20日から開催された『第88回春甲子園大会』で本校野球部をベスト8に導いた部員の一人で、投手として活躍された選手です。
今日のブログは、当時を振り返ります。
当時15年ぶり5回目の、春・甲子園大会出場(88回大会・平成28年)を決めた野球部。
甲子園大会出場は、春夏通算23回出場を誇っていますが、久しぶりの春大会(前回春大会出場・平成13年)での甲子園。
野球部皆さんを筆頭に、応援生徒はバスを借り大分県まで走ってフェリーで甲子園を目指しました。
関西に入ると、マリア会・姉妹校「大阪」明星学園へ到着。
現在は明星学園・進学実績が示すように大阪を代表する進学校ですが、実はかつて甲子園で全国優勝を果たす、スポーツでも名門校でした。
海星応援団は、明星学園到着後に早速講堂をお借りして甲子園での応援練習。
応援部や野球部を筆頭に、甲子園入り前から長崎で練習してきた応援をくり返し皆で確認しました。
また吹奏楽部は、明星・吹奏楽部と顧問 下村先生(地歴科)指揮のもと合同練習。試合でも一緒に協力して応援歌等を演奏しました。
食事は、これも明星学園学食をお借りし、応援部・野球部が一般応援生徒にお弁当を配布。全員で食事をし、応援する気持ちが益々1つになっていきました。
試合開始。
長崎では、大会議室で多くの生徒の皆さんが応援、各部活動は練習を小休止して参加、声援を送りました。
一回、二回と勝利し、ついに準々決勝まで勝ち進みました。
応援は試合後には長崎に帰省するので、冒頭からのバス→フェリーの応援は、勝ち進むたびにくり返しました。
また、勝ち上がるたびに熱い声援をいただき、学園エトワール館では野球部皆さんが応援グッズ梱包作業に時間を費やしました。
応援生と皆さんも、毎回同じメンバーが参加するわけではありません。勝ち上がるたびに応援練習会が開かれ、参加する皆さんは土曜・日曜関係なく登校し練習。
その度に、協力への感謝を言葉にして伝えた何度も長崎と甲子園を往復した野球部皆さん。
本当によく応援練習に取り組んだ時間を、昨日のように思い出します。
学園関係者の応援にとどまらず、県人会の皆さんをはじめ、明星学園の保護者皆さんも甲子園スタンドでは応援に参加してくれました。
NHK杯をかわきりに、全ての球児、全ての野球部が今年もまた甲子園を目指します。
地区大会で再会した土谷監督率いる対馬高校と切磋琢磨を約束し、今日は当時の様子を振り返りました。
※写真は、海星野球部の皆さんと当時の様子。