長崎新聞 海星版


 

長崎港上空に浮かぶ入道雲が、朝焼けのオレンジ色に染まっています。シロップがかかったかき氷のようです。女神大橋の向こう側には飛行機雲が見えます。夏本番。

今朝の気温もすでに28℃、小暑も末候。次の節気は『大暑』です。

 

本日クラスマッチの高校もあるようですが、本校はまだまだ粘ります。終業式は7月30日(金曜)、二昔前のフレーズで言うならば学期終盤でこそ「海星男児の心意気~♪」を発揮していきましょう!

 

長崎新聞 海星版

さて明日からは、いよいよ高校オープンスクール2daysです。

Kaiseiおもてなし部隊をはじめ、広報担当 H jungle with Kを筆頭に、約1000名を数える皆様をお待ちしています。

 

他高校様に匹敵するほど見所沢山の本校ですが、それはICT授業やクラブ活動、進路活動だけではありません。

 

高校3年生をはじめ、学園全体で取り組んでいる『SDGs活動』に是非ご注目いただきたいです。

この程、高校3年生の活動が長崎新聞・海星版として実は完成したのです。

 

時間を掛けて行った探究活動。実際に足を運んで長崎の様々な分野の皆様にご協力をいただき取材した活動が、記事になり写真も付き、あの長崎新聞として私達の手元にやってきました。

 

「日本一魅力ある長崎へ」をテーマと「SDGs」理念を融合し、取り組んできた探求。活動が形になり、紙面になり、大きな喜びを持って手にして熟読です。

 

日本一の街へ-

高校3年生全員が、班に分かれ取り組みました。自分たちが大変苦労した取材・探究経験があるだけに、他の班の記事にも思わず感情移入をしてしまします。

 

「これ、どうやって調べたのだろう?読み応えがあって凄いなぁー!」

 

高校3年生の皆さんは、今回の活動を通じて、普段私達が生活をしている長崎市がどのような活動をして、どのような取り組みで、どのような問題を解決しようとしているのかを、官民両方のご協力をいただき取材することによって知ることができました。

 

 

また高校2年生は、講師の先生をお招きして『長崎県の人口流失』問題について学びました。

 

今から約20年後の2045年には、現在の長崎市人口約40万人から減少が加速し、約31万人ほどになるのではないかと見込まれています。

『人口減少』

条件を突きつけられると、本質があらわれます。危機感が研ぎ澄まされます。今の自分に、5年後10年後の自分には、郷土のために何ができるのか。

 

高校2年生が自分たちの地域に目を向けて取り組んでいる同時間帯、高校1年生は地球規模で取り組まれているSDGs活動を学んでいました。

 

 

動画を見ながら、自分たちの意見を導き議論を進めていきます。

17個の課題はどれも対岸の火事ではありません。『私達にまずできることは何だろうか?』

 

なお高校3年生が取り組んだ新聞は、中央館エントランスにて展示させていただいています。

3年生全32班・96グループの活動を32週にわたって展示いたします。明日からのオープンスクールの際には。是非ご一読下さい。

 

※SDGs校内講習会の様子。