本日は『土用の丑の日』。
江戸時代の蘭学者・平賀源内が考案したと言われています。ちなみに『土用』は古代中国の陰陽五行説(木・火・土・金・水)に由来し、各季節毎にあるものです。
五行のうち「春」には「木」、「秋」には「金」、「冬」には「水」が割り当てられ、残る「土」は季節の変わり目に当たり、ブログでも時折引用させていただく『二十四節気』の立春・立夏・立秋・立冬の前18日間のことを『土用』と呼びます。一般には立秋前の18日間を指します。
さて今朝もスタミナ食を欲するほどの湿度。気温は25℃。通学路、早朝ランニングを楽しまれている方々の汗が光っていました。
水曜日はSNS広報室
間もなくフォロアー数が400になります。本校の今を最も早く知りたい皆様、海星高校広報室Instagramをチェックされてみて下さい。
在校生皆さんだけではなく、小学生・中学生の皆さんはもちろん、卒業生であるOB・OG皆さんにも是非ご覧いただきたいです。
オレたちの金メダル
高総体が終わり約一ヶ月半。
各部活動では様々な動きがあっています。引退し次の舞台に向けて動き出した人、引退を目前に控えて最後の大会に向け夏を乗り越えようとする人、そして引退試合に臨む人。
先週末、柔道部は佐世保市で開催された大会に挑み、見事な結果を出しました。
「今回7月開催のこの大会は、三年生の引退試合として参加県ベスト4以下のチームが集まって開催した試合です。」
柔道部・西川監督に話を聞きました。
「今年の高総体では優勝した名門・長崎日大高校と一回戦で対戦し結果を出せませんでした。しかし、今回開催された大会で団体、個人、ともに優勝できたということは、県ベスト4あたりの力が私達にはあるという手応えをつかめたので、部員の自信につながったと思います。」
第5回讀賣新聞西部本社杯柔道大会
◇団体 優勝
◇個人
○軽量級
優勝 山口将輝選手(三年)
3位 松浦嘉大選手(三年)
○中量級
優勝 赤崎大紀選手(二年)
○重量級
優勝 松尾惠之伸選手(二年)
今年のチームの印象も監督に聞きました。
「今年の三年生は体が大きくなくて、練習や合同稽古の際に『食べろ、食べろ!』と声を掛け、それに応えて全部員が体を大きくしようと努めましたチームです。」
練習だけでなく、食育にも心がける日々。さらに話は三年生の入部当初にまで及びました。
「現三年生は部員も少なかったです。しかし彼らは全員意識が高く、コツコツよく練習に取り組みました。やってきた成果が最後の最後でようやく出たと思います。二年生・一年生年ともに、この先輩の背中を追いかけてほしいです。」
記念に写真をと昨朝、柔道場に集まってもらいました。部員全員の笑顔をみる西川監督の笑顔に、その大きな喜びと彼らへの労いが見て取れました。
「OB・OGももちろんですが、一番は私達が結果を出せないときも粘り強く支えて下さった保護者の皆様に喜んでいただいたのが本当に嬉しかったです。少しだけ、ほんの少しだけ恩返しができたのかもしれません。」
やや潤んだ西川監督の目に、普段の厳しさの向こう側に見える部員の皆さんへの愛情と、保護者の皆様への心からの感謝の気持ちが垣間見えました。
「先生、僕は団体戦で膝をついた足の上に試合の流れの中で相手に乗られ故障して個人戦は出場できなかったんです。でも、こんなに達成感を得ることができた試合を経験できて、とても嬉しかったです。」
足をかばいながら歩く三年生部員の一人が、写真を撮った後にそう声を掛けてくれました。
間もなく夏休み。きっとこの休みは、みんなみんな飛躍の夏休みになります。
運動部・文化部をはじめとする学園全員の活躍にどうぞご期待下さい。
※写真は柔道部