学園祭


 

土曜夕方から雨が降りましたが、昨日の日曜は一転、非常に気持ちが良い青空が広がりました。

最近の朝夕の寒さで、山は粧いを始めています。11世紀の中国、北宋時代の画家に郭熙(かくき)がいます。手元の本によると、春を『山笑う』・夏を『山滴る(したたる)』・冬を『山眠る』と表すのは、彼の言葉に由来しているからとか。

 

山が生きているように表現する『言葉の強さ』を感じます。今朝の気温は13度℃。山の粧いが続きます。

 

学園祭

週末各クラブ活動は、公式戦・練習試合・練習に挑みました。対戦いただいた各競技各チームの皆様ありがとうございました。また保護者の皆様、OB・OGの皆様におかれましては、いつもあたたかいご声援ありがとうございます。

本日学園は慰霊ミサです。

 

土曜日、高校は新旧生徒会および文化委員、有志皆さんの尽力で新しい形での学園祭を開催しました。

 

オープニングは文化部を中心とする趣向をこらした動画が披露されました。続いて高校2年生各HRによる動画紹介。

創意工夫をこらしたドラマ仕立て、ドキュメンタリーなどなどの動画が並び、新時代を感じずにはいられない新しい試みに、それぞれ拍手が湧き上がりました。

 

2021学園祭『愛したっていいじゃないか』

メインを務めて下さったのは、スペシャルゲスト・HIPPYさんによるトークとライヴ。

 

体育館とエトワール館など、生徒皆さんは感染対策を行い会場も分かれましたが、それぞれの会場を中継でつなぎ、映像を通じて交流を図りました。

これも対策が生んだ新しい技術で、行事に日常生活での遠隔授業技術が活かされた新しい形。

 

HIPPYさんは、歌詞だけにはとどまらずトークでも自らが広島県出身ということもあり平和への考えや思いを私たちに力強く親しみのある言葉で伝えてくれました。

人と人とのつながり、前向きに進んでいくことの困難さと美しさ、自分自身が大切な存在であることや一日一日の尊さ。

 

公演後も気さくに生徒皆さんの話を聞いて下さり、サインなどにも気持ちよく応じて交流を深めました。

 

公式戦前の各運動部皆さんも、試合前に声をかけていただき、この一瞬が永遠に感じられるような時間を過ごすことができた、今年の学園祭でした。

※写真は、学園祭の様子。