愛の献血運動


今朝のお月様は、また見事なお月様でした。

月光が長崎を照らす見事な景観。北館二階から撮影しましたが、スペックの低いカメラと撮影場所をもっと上階になぜしなかったのか、あとから悔やむほどの美しさでした。

夜が深くなっていく冬。今日の日の出は午前6時53分です。朝の気温は8℃。

寒さと澄んだ空気と冬の静寂さ。海面の中を緩やかに揺れるお月様を、無心で眺めた朝。美しいものはずっと見続けることができます。

 

愛の献血運動

■週末の公式戦
○演劇部         11月19日(金)~21日(日) 演劇県大会 諫早市民文化会館
○男子バレーボール部   11月19日(金)~21日(日) 春の高校バレー長崎県大会 佐世保南高校体育館
○男子バスケットボール部 11月20日(土)~21日(日) 地区新人戦 北陽台高校体育館
○女子バスケットボール部 11月20日(土)~21日(日) 地区新人戦 長崎商業高校体育館

 

「輸血の需要がピークを迎えるのは2025-27年頃と言われています。その理由は人口減少問題に起因し『社会問題』となる気配ともいわれています。」

と、前年度も協力させていただいた校内献血運動時に同じ内容を記しました。昨年度はコロナ禍のため1月に協力実施させていただいた『愛の献血運動』。今年度は今週実施いたしました。

 

JRC部主催、各HRボランティア委員が協力し実施。本校ではもう20年以上この献血運動に協力させていただいてます。

 

 

今回も高校3年生を中心に、多くの生徒皆さんが献血しました。


統計では献血に協力する人の約7割が50才未満で、献血採取した輸血用血液製剤を利用している約8割が50才以上の人々です。

 

献血が可能な年齢は男性に限り400ml献血が17才からできるようになっています。

コロナ禍で人流れが滞ると、こんな分野にまで影響があるのかと知らしめられた昨今。献血でもこの最も協力している世代である10代~30代の年齢人口層が先細りしている現代社会。近年日本の社会問題としてフォーカスされている『人口減少・少子高齢化』の影響がここにも押し寄せているのです。

 

若者の献血者自体の割合も減少傾向にあるため、厚生労働省や日本赤十字社は20代~30代への若者への啓発に取り組んでいます。近年メディアで献血活動を知る機会が多くなっているのも、それが理由の1つです。

 

(学生時代から献血活動に協力し、令和元年に表彰された井上先生・数学科)

 

主な輸血の活用は手元の本や資料によると、『深刻な病気(がん・白血病など)の治療に使用される。』とあります。私たちが一般的にイメージする手術などで使用される輸血は、なんと全体の5%以下です。

 

献血活動を毎日しなければならない理由をあげると、血液自体は保管備蓄が簡単ではないのです。したがって絶えず献血はする必要があるのです。

(平成29年時の献血呼びかけ活動【近年はコロナ禍のため活動自粛】)

 

「献血について適切に理解した上で協力させていただくと、社会の役に立っている実感や自分が社会の一員として活動しているという充実感を得ることができます。」

協力させていただいた多くの皆さんが、新しい生活様式の中で一人一人が協力させていただいたことに意義を発見できた機会を得ることができました。。

 

※写真は愛の献血運動の様子。