なるほど天気予報通り朝は例年に比べると、少しだけあたたかく感じる気温は9℃。
日々ブログを書いていると四季の移り変わりに敏感になります。節気の言葉、旬の食べ物、旬の行事。
例えばまもなく新年を迎える支度が始まる『正月の事始め』は、十二月中旬。最初はすす払いからです。来週からはテレビなどでお寺や神社でのその様子が賑わうことでしょう。
何も意識しないとスルリと通りすぎていく季節ですが、よく目をこらすと小さな移り変わりが積み重なって大きく変化していくことがよく分かります。
匠の技
「失礼します。おはようございます。ガット張りに来ました。」
早朝午前7時前、心地よいドアノック音とともに現れたバドミントン部男子部員。
野球部、男子サッカー部、男子硬式テニス部、弓道部、男子バスケットボール部は、年度によっては100名を超える部員数を誇りますが、近年爆発的に部員数が増えているのがこのバドミントン部です。
(令和元年 五島中央体育館での合同練習)
「なぜ進路指導室に?」と思われる方もいらっしゃると思います。現在の山口公進路指導部長は男女バドミントン部監督なのです。
(平成31年 成井杯 男子バブルス第3位)
「おはようございます。できるのか?」
「はい!」
とのやりとり後、マシンを出してそれは見事な手さばきで始まりました。
作業の邪魔にならないように、頃合いを見計らいながら時折声をかけ話を聞きました。
「プレーだけではなくて、ラケットのガット張りも自分たちでやるんだね。」
「まだまだ綺麗にとは言えませんが、回数を重ねるごとにマシにはなってきました。」
ススス、クルリ、トントントン♪
リズミカルな音とともに作業が進んでいきます。
「プレーだけではなく、道具を大切に管理することも強さの一つを指導を受けています。自分がゲームで勝負する道具なので、特に集中して丁寧な作業をするので、これもプレーに繋がる良い練習になっています。」
同好会から始まり現在部に昇格して5年目のバドミントン部。引退した3年生をあわせると男女で33名が活動しています。
ガット張りマシンは昨年購入しました。
「セルフだと約500円で修理できます。プレーだけではなく、バドミントン競技そのものに造詣が深くなり、部員にもマシンはとても好評です。」
部活動ではプレーの技術だけではなく、多くのことを学ぶ時間とその手さばきに見とれてしまう時間。
細かな作業が積み重なって、ラケットはまた新品のように生まれ変わりました。
※写真はバドミントン部。
きずなプロジェクトVol2
申し込み締め切りを12月23日15時としていますが、定員40名になりましたら申し込みを終了したいと思います。よろしくお願い致します。
雨天の場合は中止となります。(振替日程はありません)開催可否は当日行い、中止の場合は本学園HPでお知らせします。その他、連絡事項についても本学園HPにてお知らせしますので、ご確認ください。
たくさんの申し込みをお待ちしています。