立春前、芯まで冷える朝が続いていましたが、小雨降る今朝は少しだけ和らぎ気温は8℃。節気『立春』は来週末ですので今週は「冬」最後の週です。白い息を吐きながらの通学路、春の気配を探してみたくなる頃。
春の気配を表す言葉に『春隣(はるどなり)』があります。冬の季語。
寒い中で、あたたかく色彩豊かな春を「待ちわびる心」が感じられる言葉。以前読んだ本を思い出しました。この『「待ちわびる」=「待つ」という言葉は、日本人の季節感にとって大切な気持ちである』と、その本には書かれていました。
好まれる季節「春」や「秋」は、「月」や「花」のように人々に心待ちにされ、その時期が過ぎてしまうと『惜しまれ』、『懐かしまれる』と書いてありました。
手を口元に近づけ息をハーっと吹きかけながら、雨の暖かさに今朝は春を少し感じながら待ち望む通学路。
NEXT ONE
延期や中止になる公式戦がある中、長崎県新人戦・女子サッカー決勝戦は多くの方々の尽力で、関係者のみで急遽無観客・新しい形での開催されました。
結果は、既報通り0-5で敗退。絶対王者・鎮西学院の壁は今回も乗り越えることができず準優勝で試合を終えました。
「準決勝は先制しましたが追いつかれてPK戦へ。そして何とか勝つことができました。やはり島原商業さんは強かったです。」
試合後、強豪校・島原商業戦を終えた後に聞いた中田監督の言葉。今回女子サッカー部は10名で公式戦に参加しています。
決勝戦前、この試合も10名でゲームに臨む女子サッカー部。
トレーニングでは、10名でのフォーメーションで戦術を繰り返し練習しました。体だけでなく、頭も使って日々研鑽を重ね続けました。春夏秋冬、絶対王者・鎮西学院に挑み続いていた歴代先輩方の練習風景が思い出されます。
あきらめない。
サッカーをチームメイトみんなで楽しむ練習風景。
(先輩方の練習風景)
思い切ってディフェンシブなフォーメーションで挑んだ決勝戦。
11対11での今までの対戦でも、白星が海星についたことは一度もありません。今回も部員みんなで絶対王者の胸に今回も飛び込み挑みました。
「ボールはハーフラインを越えましたけど、選手はハーフラインを越えることはできませんでした。とにかく粘り強く守備をして、怖がらずに体に当ててよくシュートを止めました。」(中田監督)
結果は既報通り完封負け準優勝。
試合後、彼女達は誰もいないスタンドに向かって挨拶をして深々と頭を下げました。
「かつてのチームでは1点差で惜敗した試合もありました。今回の決勝戦、試合を通じて選手達の気持ちの成長を感じとることができました。点差は開きましたが、とても良いゲームだったと思います。」(同監督)
皇后杯で長崎県代表となり、鹿児島県で開催された九州大会。そのときの1回戦の相手がシードで出場をすでに決めていた鎮西学院でした。惜しくも1-2で敗れたその当時の試合を比べても遜色ないと、今回のゲームを称え選手皆さんを中田監督は惜しみなく労いました。
NEXT ONE!
この気持ちを糧にして再びチャレンジャーとして臨みます。待ち望むのは、令和4年度 高総体です。
※写真は、女子サッカー部。
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