若者の言葉よ、届け。


 

風薫る5月、ゴールデンウィーク期間は穏やかな日和が続きます。今朝の気温は15℃。週末も良い天気になりそうです。

 

さて、2日(金)の海星ブログでは特に運動部の活動についてご紹介しましが、本日は文化部の活動をご紹介します。

 

吹奏楽部

まずは吹奏楽部です。1日(日)に行われた「第12回まつうら音楽コンクール【ソロの部】」にてトランペット演奏「華麗なる幻想曲」にて出場した生徒が金賞(準グランプリ)、ピッコロ演奏「ピッコロ・ポルカ」にて出場した生徒が銀賞を獲得しました。

 

「ソロ(独奏)」というジャンルではありますが、伴奏者と息を合わせての演奏です。多種多様な楽器を用いて表現と技術を競います。

 

「吹奏楽は全員の息を一つにそろえる団体競技ですが、その中に誰かに任せようという奏者がいると音楽に濁りが生まれます。調和しながらも全員がソリストの意識を持って演奏できるようになって欲しいです。そういった意味からも今回の大会は良い経験になったと思います。」

 

吹奏楽部顧問の言葉です。個人の表現から全体の表現へ。実りある1日となりました。

 

 

(トランペット、ピッコロを演奏した生徒と伴奏者の生徒)

 

続いては冒頭写真にもありますが、生物部の活動についてのご紹介です。

 

「将来を見据え、環境対策を」

 

スタートは昨年までさかのぼります。

 

昨年11月に長崎市で開催された環境問題に関する市民連携フォーラムに参加した生物部の皆さん。(海星ブログ「市民連携フォーラム~次世代との対話」)

 

 

今年4月15日、「将来を見据えた環境問題について考えてほしい」というフォーラムを通じてまとめた意見を長崎大学の学生と本校生物部の皆さんが市長に報告しました。

 

 

「次世代ステークホルダー」から「ecoNながさき」へ

 

その報告会をきっかけとして、次世代ステークホルダーとして取り組んできた内容をさらに推し進める若者を中心とした団体が誕生しました。

 

若者たちが主体となって長崎の環境問題に取り組むことができたらという願いを込めた団体名称。

 

『ecoNながさき(エコンながさき)』

 

堅苦しくない、もっと親しみをもってもらえるような名称をもとめて、多くのアイディアが出されて決定しました。

 

 

そして、時間は2日(月曜)放課後、咲き始めたバラの水やりに立ち会うことができました。

 

話し合いに参加した部員の一人は「団体名称が決まったときは、やっとスタートラインに立ったなと思いました。『ecoNながさき』という言葉で広報活動も含め、多くの人に関心を持ってもらえるきっかけとなれば、うれしいです」と話します。

 

 

これからも、生物部は日々の活動を通して、地域と連携し、地球環境問題について話し合う場に積極的に参加し、様々な人との交流の中で、価値観や考え方を深めていきます。

※写真は吹奏楽部と生物部の様子。

 

 

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