探究の時間


 

五月晴れの空、気温は16℃。過ごしやすい朝が続きます。

 

さて、本日は先週13日(金曜)より本格的に始まった『総合的な探究の時間』の各学年の取り組みのご紹介です。

 

第2学年(K76回生) SDGs探究学習

 

「さて、『探究』とは何でしょう。」

 

そんな質問から始まったのは2年生の活動です。第2学年はJTB長崎支店様・長崎新聞社様のご協力のもと、これから探究学習に取り組んでいきます。

 

今回はJTB長崎支店の大石様より本年度の「探究学習のスケジュール」と「探究とは何か」についてお話しいただきました。

 

 

昨年度卒業した74回生の皆さんも同様のプログラムに取り組み、見事な研究発表をしてくれました。

 

74回生のテーマは「日本一魅力ある長崎へ」。SDGsの理念を融合して取り組んできた探究活動でした。

 

(74回生『SDGs探究活動』の様子)

 

「探究とは興味があることを、自分たちで、いろいろ調べてみることです。問題発見・問題解決は『自分で』『自分なり』に行います。その中で得た思考力・判断力・表現力は社会できっと役に立ちますよ。」

 

 

未来を生きていく力を磨く「選び」「深める」学習が始まりました。

 

第1学年(K77回生)7時間目選択講座

 

「選ぶ」「深める」学習が始まるのは77回生、新1年生の皆さんも同様です。進路指導部長が高校1年生を対象に「7時間目」の選択講座についての話を行いました。

 

 

エランコースとフロンティアコースは6時間目が終了すると部活動に取り組んだり各種講座を自ら選んで学んだりと自ら選択して時間を使うことができます。

 

今年度の講座は週24講座の中からシラバスをもとに選んで受講します。

 

「様々な活動に一生懸命取り組みたいと考える皆さんをバックアップするための取り組みです。」

 

 

すっかり慣れてきたタブレットも駆使しながら、1年生の皆さんはこれからの自分について選択をし始めました。

 

 

第3学年(K75回生) 続く小論文講座

 

そして最後、3年生の皆さんが取り組んでいたのは先週9日(月曜)から始まった『文章トレーニング』講座です。

 

 

「答案例を読んで、この主張にどう思うのか。君たちの考える『豊かな生活』とは何だろう?」「生活の質を重視した豊かさを求めるって、具体的にはどういうことかな?」「価値観が多様化することの必要性は?」

 

自分なりの根拠をもとに生徒の皆さんがそれぞれの意見を形にしていきました。

 

その答えに唯一の正解はありません。主観的にならない客観的な根拠をよりどころにして読み手が納得できる意見にしていきます。それもまた多くの選択肢の中から選び、深め、表現することです。

 

 

日々の生活の中で選択の機会は無数に訪れます。その時に臆せず一歩踏み出せる力を磨く『探究の時間』。各学年の取り組みが続きます。

※写真は各学年の探求学習の様子。