令和4年度 2学期始業式


 

高校第2回オープンスクール・中高合同個別相談会

■近年の進路実績

 

今朝の気温は26℃。日中はまだまだ残暑が厳しい日が続きますが、猛暑日が続いた8月中旬から比べると朝夕はいくぶん過ごしやすく感じます。

 

「立秋」を過ぎ、二十四節気では明日から「処暑」となります。「処」という漢字には「とまる」という意味があります。「暑さが峠を越え、秋の気配が漂い始める頃」。強烈な太陽の日差しは次第にやわらかくなっていき、朝晩は過ごしやすくなってきます。季節の変わり目での体調管理に努めたいところです。

 

第2学期始業式

 

いよいよ本日から第2学期がスタートです。始業式後は各学年、夏の学習成果を試す実力テストを実施します。

 

夏休み期間中、各クラブ活動においては全国各地で公式戦・遠征・練習試合に臨みました。対戦いただいた各競技・各チーム・大会運営関係者の皆様ありがとうございました。また保護者の皆様、OB・OGの皆様におかれましては、いつもあたたかいご声援をありがとうございます。

 

第104回全国高等学校野球選手権大会(甲子園出場の御礼)

 

このたびの甲子園出場に伴い、長崎県民の皆様ならびに育成会・同窓会・野球部OB会など学校関係者の方々から、温かいご支援、ご声援を賜りましたことを喪心より感謝申し上げます。お陰様でアルプススタンド(応援スタンド)には、地域の方々、生徒、保護者、卒業生(同窓生)等々、多くの方々で埋め尽くされ、熱戦を後押ししていただきました。炎天下にもかかわらず応援に参加していただきました皆様、それぞれの場所でテレビ観戦の中、熱い声援を送っていただきました皆様に、重ねて感謝申し上げます。

 

 

海星高等学校野球部は、第104回全国高等学校野球選手権大会に長崎代表として、3年ぶり19回目の出場をいたしました。

 

大会3日目、第1試合で新潟代表の日本文理高等学校と対戦しました。投打がかみ合い、見事勝利をおさめることができました。続く2回戦では、奈良代表の天理高等学校と対戦しました。守備ではファインプレーも飛び出し、接戦をものにすることができました。3回戦では、春の選抜大会準優勝校である、滋賀代表の近江高等学校と手に汗握る熱戦を繰り広げましたが、惜しくも敗退し、ベスト8進出はなりませんでした。

 

しかし、選手たちは高校球児憧れの甲子園という大舞台で、在校生や保護者、卒業生、姉妹校の大阪明星学園、そして、全国の高校野球ファンの皆様の熱い声援をいただきながら、「ブレない心」で最後まで自分の野球をやりきることができました。

 

 

これもひとえに皆様方からの絶大なるご支援・ご声援の賜物と深く感謝しております。心より御礼申し上げます。

 

令和4年8月22日 海星学園

 

明星高校カトリック研究部来校

 

さて、本日は夏の取り組みを一つご紹介します。

 

海星学園は、全国に姉妹校を持つマリア会学園です。

創立順に、暁星学園(東京・明治21年) 海星学園(長崎・明治25年)・明星学園(大阪・明治31年)・光星学園(札幌・昭和9年)・晃華学園(東京・昭和25年)です。

 

野球部の甲子園出場の際には、明星学園の施設をお借りして応援練習を行わせていただくなど、大変お世話になりました。

 

8月3日(水曜)、その明星高校カトリック研究部員1年生の皆さんが、長崎のキリシタン文化遺産の巡礼地巡りを目的として来崎され、本校に立ち寄られました。ささやかな交流の時間を持つことになり、本校からは2名のカトリック研究部の部員が参加しました。

 

 

ちょうど、この日は全国高校野球の組み合わせ抽選会の日。

飾られたお祝いの花や、廊下に貼られた甲子園出場のポスターをご覧になった明星高校の先生が、「甲子園出場、おめでとうございます、すごいですね」と話を切り出されると、その話題で場が和み、部員の皆さんはお互いの活動内容について話をし始めました。

 

 

海星高校カトリック研究部は、キリスト教に関する歴史や長崎との関係についてテーマを決め、春夏とその学習を深めるために現地へ出向き、遺跡や博物館、教会などを見学しています。校内ではクリスマスミーティングの時期にあわせてツリーを飾ったり、ミュージックベル演奏パフォーマンスを行ったり、精力的に活動してます。

 

(昨年度クリスマスツリー設営の様子)

 

今年はカトリック研究部顧問のもと、4月の復活祭を記念して「イースターエッグ作り」にもチャレンジしました。

 

 

明星高校カトリック研究部の皆さんは9月下旬に行われる学園祭において、文化部展示としての発表を控えています。長崎のキリシタン文化遺産の巡礼地に関するレポートをまとめた研究発表に加え、海星カトリック研究部の皆さんとの交流の話題も紹介していただくことになっています。

 

 

40分ほどの交流会でしたが、姉妹校の部活動の取り組み例を通して、「信仰」とは何かを改めて考えさせてくれる時間となり、有意義な時間となりました。明星学園カトリック研究部の皆さん、ありがとうございました。

 

※写真は甲子園大会宿泊地で撮影された野球部、吹奏楽部応援団の様子と明星高校カトリック研究部の部員の皆さんと引率顧問の先生方。