海星学園祭『We are HAPPY』


 

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10月最後の朝は青空が覗きます。気温は12℃。

本日は先週の海星ブログにてご案内していた通り、海星学園祭についてのご紹介です。

 

海星学園祭『We are HAPPY』

 

今年度の海星学園祭テーマは『We are HAPPY』。

全校生徒が、コロナ禍の中にあっても学園祭が開催できることに「幸せ」を感じ、参加する人全てが「ハッピー」な気持ちになって欲しいという願いを込めて、生徒会執行部の皆さんを中心に決めたテーマです。

 

色とりどりのクラスTシャツに身を包んだ各クラスの皆さんが集合し、主の祈り、学校長挨拶と続きます。いよいよ学園祭がスタートです。

 

 

感染症対策の観点から、これまで伝統となっていたものから新たな形を模索して創り上げてきた数年間。しかし、今年度はその伝統が復活します。

今回は伝統と新たな形が融合した海星学園祭を最初から最後まで余すところなく、ご紹介させていただきます。

 

第一部『全体鑑賞』

 

第一部、オープニングアクトは『吹奏楽部演奏』です。軽快なメロディが会場に響き、自然と起きた手拍子が楽器の音色に重なりました。

 

 

そして、『海星コレクション』が復活です。

各クラスが工夫を凝らしたデザイン、それをいっそう華やかにするのはスクリーンに映し出された動画です。ICTの活用はコロナ禍に創り上げた新たな学園祭の形です。見事な融合でした。せっかくなので、出場全クラスのデザインを紹介します。

 

 

壇上に上るのは生徒だけとは限りません。担任の先生もクラスの一員、ともにクラスTシャツをアピールしました。この場を借りて、担任の先生の誕生日を祝う素敵なクラスもありました。

 

 

そして、もはやクラスTシャツではないクラスもありましたが、代表生徒を盛りたてる団結力は抜群でした。

 

 

生物部の研究成果が詰まった発表、息の合ったダンスと合唱に魅入られたところで第一部が終了です。

 

 

陰で支えるのは司会進行、舞台装置の管理などを行った生徒会執行部、文化委員、文化祭実行委員の皆さんです。学園祭の成功には欠かすことができない存在でした。

 

 

第二部『自由鑑賞』

 

体育館を飛び出した生徒の皆さんが向かったのは蘇る伝統『模擬店』です。

ただし、こちらも以前通りとはいきません。飲食禁止、換気必須という条件下で、知恵を絞って完成させた模擬店の数々は、これまでにない新たな伝統となりそうなものばかりでした。

 

 

上グラウンド特設会場では、青空の下でダンス、漫才といった個性が光る演目が行われていました。

 

 

ひときわ人が集まったのは、甲子園を沸かせ、長崎を元気にしてくれた野球の皆さんを代表して登場し、デモンストレーションを見せてくれた宮原選手、向井選手です。セーブしてもぐっと伸びるストレートに会場がどよめきました。

 

 

舞台はグラウンドから校舎へ。こちらもフォトスポットや射的、カジノ、芸術展示といった多種多様な模擬店が出店していました。生物部、放送部、図書委員などの出張ブースも人気でした。

 

 

第三部『特別ライブ』

 

いよいよ、学園祭も大詰め。最後の第三部で登場して下さったのは、昨年も学園祭で生徒教職員に元気をくれた歌手のHIPPYさんです。HIPPYさんをはじめ、関係者の皆様におかれましては素敵な時間を本当にありがとうございました。

 

昨年はおそるおそるといった感じで、少しずつ盛り上がっていった会場でしたが、勝手知ったる今年は最初からボルテージは最高潮でした。

 

 

野球部や先生方、そして、吹奏楽部とのコラボが実現し、昨年とはまた違ったライブ。HIPPYさんの力強いメッセージと歌声は、今年も私たちの心を熱くしてくださいました。

 

 

一体感に包まれた会場で最後に一枚。今年も大成功の学園祭となりました。

 

 

「これからも生徒の皆で、楽しめる学校を創り上げていきましょう」という生徒会長の閉会の言葉で、今年の学園祭が幕を閉じました。

最後に1000人の生徒をまとめ上げた生徒会執行部、文化委員、文化祭実行委員の皆さんの尽力を讃え、気持ちばかりですが感謝状を贈りました。本当に見事な活躍でした。

 

 

祭りの後は少し寂しく、ただ充実していれば次の一歩を踏み出す原動力になります。『We are HAPPY』だった1日のかみしめながら、全員で片付けを行いました。

 

 

さあ、今日も始まる新しい1日をともに充実したものにしていきましょう。

 

※写真は学園祭の様子。