視野(理事長講話)


 

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 雪は雨に変わり、降り積もった雪や氷がとけて、大地がしっとり潤うころ。この水の力によって冬の間、眠っていた草や木の芽が動き出す。 長谷川先生は著書にて、2月の中旬をこう表現されていらっしゃいます。

 

 昨日は断続的に雪が降る気温の低い一日でした。

 朝から理事長講話で、理事長は自身の体験に基づいた話を全校生徒にしました。話は本校で現在学ぶ様々な国の留学生の話に及びました。

 

 「日本語を学ぶという意志。語学力が向上すると可能性はどんどん広がります。何より留学生の皆さんは、日本から母国を見ることができるのです。外国から母国を見るということは、視野が大変広がります。

 日本にいるだけではなく、将来は海外へ。長崎港はその昔、唯一世界に開かれた窓口でした。

 外国に行くことによって、いかに自分が日本のことを知らないかを知ることができます。視野を広く持つという姿勢は大切です。内向きに目を向けるだけでなく、外に目を向ける。外国に、自分の外に目を向ける。

 日本だけでなく外国のことも考える。自分のことばかりでなく、他の人のことも考えることができるように皆さんがますますなって欲しいと、そういうことを思っています。」

 

 『同行二人』

 どこに行こうと、どこにいようと自分は一人きりではない。いつも誰かと一緒である。愛情や信仰をしっかり受け施し与える人の心の中には、母国への思いや仲間への思い、そして家族への感謝の気持ちがあふれます。

 

□男子・女子硬式テニス競技  H23 高総体 男子・女子団体・優勝

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※写真は、今朝の長崎港の様子。