青空の朝です。
週末各クラブ活動は、公式戦・練習試合、練習と汗を流しました。対戦いただいた各チームの皆様ありがとうございました。また保護者の皆様、OBの皆様におかれましてはいつもあたたかいご声援ありがとうございます。
全国大会に出場した男子硬式テニス部は、全国ベスト16という結果を残してくれました。各大会運営に携わっていただいている皆様、ありがとございます。
新年度を迎えるにあたり本校では、春休み期間中も様々な活動を行っています。先週末は、吹奏楽部定期演奏会が行われました。明日の『海星だより』にて、その模様をご報告させていただきます。また、本日からは新三年生は2泊3日で学習合宿に入ります。現役合格を目指し、現2年生・・・いえ新3年生は活動を始めています。
「家族や周囲の皆さんの励ましや小山先生、魚見先生そして様々な先生方の支えをいただいた結果です!本当に嬉しいです!」
長崎県立大学に合格を果たした卒業生が本校に足を運んでくれました。自分の将来の夢に向かって、ぶれることなく高校三年間本当にしっかり取り組みました。
「その日にしないといけないことを1つ決め、どうしても休みたい日はその決めた1つを必ずしてから休み・・・いえ、さぼりました(笑)」
現役合格の秘訣を聞くと、彼女はそう笑顔で答えてくれました。
自分で決めた事を必ず守り続け挑んだセンター試験。前期が終わった後も、後期まで本当に良く取り組んだ生徒です。担任の小山先生は眼を細め誇らしげに魚見先生と談笑する彼女を見つめながら教えてくれました。
「ストレス発散は泣くことです(笑)。悔しくて泣いて、ふがいなくて泣いて、そして大喜びをして泣きました!」
未来への不安は誰もが心を煩わす悩みです。しかし、どんなに悩んでもせいぜい悩みは形姿を変えることぐらいしかできません。悩みを受け入れる手段を持っている人は、未知の未来に対する備えを怠りません。
「問題をひたすら解いて、周囲の状況に惑わされず、とにかく解いて解いて孤独感に打ち勝つようにしました。私の将来の夢は看護師です。今回の経験が将来の自分に役立つ日がくるようこれからもしっかり取り組みます。」
ある意味、伴走者としての要素がある職業。「私達は彼女の伴走者になれたかな?」 魚見先生は、自分の道を自分で作り上げていく行為を最後まで投げ出さず達成しつつある現在の彼女に思いを馳せ、彼女を見送っていました。
『厳しくも選んだ道を投げ出さない。自分に忠実に生きようとする。そうでなければ、どんな結果に対しても自分が責任を負うという気持ちにはなれない。』 (島木健作先生著 -生き方の探求)
自分に課した厳しい環境で、追い求める社会人になるためのそれぞれの入口に見事到達した生徒諸君の笑顔。
□第130回 九州地区高等学校野球長崎大会