今朝も青空が広がっています。色彩鮮やかだった春の景色も、五月に向けて薄紫や白色の花房、鮮やかな緑色へと変化していきます。春の訪れを知らせた木蓮の花、日本の春を象徴とした桜も次の色へと移り、新しい色が徐々に目につきはじめます。
さて本校では、昨日より体育祭に向けた合同体育が始まりました。海星体育祭名物の行進は、当日まで磨きがかけられます。
3年生の色別団長を中心に、7校時目は各色まず出来にこだわった行進練習に取り組み初日を終えていました。
春-
そのような中、ぞくぞくと始まっている春季戦。
硬式テニス部(※詳細はテニス部ブログをご覧下さい。)、男子バスケットボール部(準優勝)、そして男子バレーボール部は引き続き今週末に県大会を控えています。
弓道部も先週末は公式戦に参加しました。保護者の皆様・OBの皆様、また大会運営に携わった皆様、あたたかいご声援、ご尽力ありがとうございました。
その春季戦のひとつ、第51回 長崎県高等学校 弓道選手権大会において、本校・村尾実穂選手が第三位に入賞しました。
1年次は鹿児島県で開催された九州新人戦、2年次沖縄県で開催された九州大会、岩手県で開催されたインターハイ、それぞれの大舞台で着実に経験を積み力をつけてきました。
「初心者で高校から弓道を始めたにもかかわらず、よく取り組み、集中力に磨きがかかってきました。他の部員同様、これからが楽しみな選手の一人です。」 監督 木村先生が教えてくれました。
ゼロからの挑戦は、まさに自分をはかる絶好の機会です。その過程では想像域を超えた多くの困難が訪れるでしょう。できる時の姿勢維持より、できなかった時の心持ちが難しい-
何事に取り組むとしても、最も大きい壁は 『自分の感情』 という壁です。
人は罰によって行動するふりをして、信念によって自ら行動します。自分の充実した感情・素直な心は、やるべき事・向き合わなければならない事に次々と立ち向かわせます。限界という線をひくために理由を探し出す好き嫌いを基準とした感情は、進むべき足を止めさせ自ら考え行動する範囲を狭めます。
満足したいなら狭い世界で過ごすが良い- という言葉があります。
自分のできる範囲で誠実に物事を進めていくことも大変素晴らしい事ですが、自分の知っている語彙数がその人の世界の限界であるように、広く未知の世界にチャレンジすることで文字通り語彙数のみならず自分の世界は広がっていきます。
一人の笑顔の向こう側に、たくさんの方々・仲間・支えてくれる人達の笑顔が見えてきます。
「まだまだこれからです!」 と謙虚に語ってくれた未知への挑戦を続ける弓道部女子諸君に、また元気をいただきました!
協力ありがとうございました。
□平成24年度 男子バレーボール部
4月21日(土曜) 長崎県大会春季戦 会場 西海高校会場 2回戦 島原高校
※写真は、昨日の様子・弓道部女子 村尾選手。