身近な存在として捉える


みなさんこんにちは、海星高校広報室です。

毎週月曜日と水曜日は広報室が担当します。

普段は海星の魅力をより多くの人に伝えるため、インスタグラムやYouTubeチャンネルなどのSNSを利用して広報活動を行っています。

インスタグラム

※インスタグラムでは学校の様子を随時アップしています!

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※2月6日は一般入学試験です。受験前にぜひ、動画で海星高校の雰囲気を確認してみてください。

よろしくお願いします。

 

イタリア研修事前講習オンラインミーティング

先日から本ホームページでもお伝えしているイタリア研修ですが、先週研修先となる学校と、オンラインでのミーティングが行われました。

 

それぞれタブレットを通して、現地の学生とコミュニケーションをとります。

話はしたいけどなかなか言葉が出てこない、集中しているけど言葉の端々しか聞き取れない。

普段は経験しない海外とのオンラインミーティングに悪戦苦闘の生徒たち。

オンラインミーティングを終えた感想を、参加者の笹野さん、田村さんに聞いてみました。

 

―笹野さんは、どうしてイタリアに行こうと思ったのですか。

「前回ホームステイを受け入れて、その活動を通して友だちができました。なので、海外の友だちに会いに行きたいという感覚です。」

 

―研修を終えてどんな気持ちですか。

「研修前まではわくわくしてたのですが…今回の活動を通して本当にコミュニケーションがとれるか少し心配になってきました。」

 

―イタリアではどのようなことを学びたいですか。

「第一には文化の違いを知りたいです。特に、イタリアの学校生活にすごく興味があります。どんな教科書だったか、必要があれば調べてきますよ。笑」

 

―田村さんは、どうしてイタリアに行こうと思ったのですか。

「海外の文化を学ぶ、いい経験になると思いました。勉強のためではあるのですが、純粋に海外に行ってみたいという気持ちが強いです。」

 

―研修を終えてどんな気持ちですか。

「すごく楽しみにしてはいるのですが…実際コミュニケーションをとってみて少し不安が出てきました。」

 

―イタリアではどのようなことを学びたいですか。

「日本と外国との違いを学びたいです。文化はもちろんなのですが、考え方も含めた、内面的な違いを肌で感じることができたらいいなと思っています。」

 

 

 

本研修の担当である荒木先生からは、このような話をいただきました。

 

―この研修の目的を教えてください。

「国際交流は特別なものではなく、同じ趣味や興味を持っている、また同じような問題や悩みを抱えた同世代の生徒とつながることです。同じ場所で物事を考え、意見を交換することで、相手の国や文化を身近に感じ、理解する『きっかけ』になると考えています。ただし、これはあくまで出発点であり、この『きっかけ』を次のステップに進むための基盤にしてほしいです。ニュースを聞いても他人事ではなく、自分のこととして捉えることができる人に成長してほしいと思っています。」

 

―実際にイタリアに行くことの意義はどういった点になりますか。

「日本にいても、手紙やメール、オンラインミーティングなどで交流することもできますが、実際にその国を訪れ、現地の雰囲気を感じ、相手と対面することで、異なる視点を得られるようになります。時間や音の制約がある中で築かれたつながりが、実際に会って深まることで、より豊かな経験になるのではないかと思います。」

 

 

 

異なる文化、考え方を持った同世代との交流は、何ものにも代えがたい経験になることと思います。

出発の3月まで、今後も生徒たちは準備を進めていきます。

 

 

 

 

それでは、今日はこの辺で失礼します。