アンテナを張る


第1回オープンスクールで皆様にお会いできる日まで…あととなりました!

ポスターをクリックすると内容がご覧になれます。

 

本日26日(水曜)、定期考査2日目です。今朝の気温は21℃。

気づけば、中央館エントランスロビーを出た右手に、紫陽花の影にひっそりと咲くシロツメクサがあります。雨のしずくをまとい、一層その白さを際立たせています。見過ごされがちなその小さな花にも、雨の優しさがそっと寄り添っています。

雨脚が強かった初日、テストを終えた生徒たちがリュックを濡らさないように傘を差す姿に出くわしました。「初日の試験はどうでしたか?」と尋ねると、「4科目ありましたが、なんとか乗り切りました」と一人の生徒。「明日も頑張ってね」と声をかけると、「はーい!明日は3科目。少し気分が楽です。」と生徒たち。思わず「ピッチピッチ♪チャップチャップ♪ランランラン♪」と口ずさみたくなるような、足取り軽やかな帰宅風景でした。生徒同士の元気な会話を耳にすれば、じめっとした暑さも吹き飛びますね。

 

アンテナを張る

Instagramでも紹介されていました福岡大学校内進学説明会をはじめ、大学校および専門学校説明会は7月の上旬まで続きます。校内説明会に参加する魅力の1つは、ネットでは見つけにくい「とっておきの情報」を入試担当課の方から直接聴くことができることです。テスト前日の24日(月曜)には西南学院大学の説明会が開かれ、学年問わず参加した生徒たちは真剣な表情で聴いていました。

参加してこそ得られるものがあります。

「相手の話をしっかりと聞き取る=アンテナを張る」ことで得られる情報の価値。

自分がやりたいことを実現可能にしてくれる大学に出会えるかもしれません。自分がやりたいことが詰まった学部を見つけることができるかもしれません。ぜひ、一歩踏み出してください。

在校生の皆さんが作成した大学紹介の後、学部紹介や入試制度の説明だけでなく、留学制度や企業との連携、力を入れて取り組まれている多種多様な「実践型プロジェクト」についてもお話し頂きました。お越しいただいた入試課の宮地様、貴重なお時間をいただき誠にありがとうございました。

 

ふたたび定期考査受験前の生徒の様子。試験会場を教室とするため廊下で最後まで粘ります。

「何が大事?問われ方のパターンってこれ?いや、大丈夫。これを覚えておけば間違いない。」

自問自答して、自分自身に発破をかけて、最終確認の5分間。休み時間もご覧の通り。

 

校舎内を巡回していると、…大判の模造紙が貼ってあり目に留まりました。

それらの貼り紙には、生徒たちの学びや気づきが詰まっていて、時には新たなヒントを与えてくれることもあります。聞けば、これはテストに関連する英文を、生徒たち自身が自然と覚えるように工夫するために、英語科の先生が準備したものと言います。

この試みも、生徒たちが言語知識を集めるための視覚的な支援となっている、まさにアンテナの一つです。

さあ、今日もどんなアンテナを受信できるでしょうか?

 

まずは、今から行われる試験に集中です。

ちょうど今、1時間目のチャイムが鳴りました。皆さんの健闘を祈ります。

 

※写真は定期考査に臨む生徒の様子と大学説明会の様子。