勝負の一枚


 

 

暑中お見舞い申し上げます

ブログをご覧いただいている皆様

炎暑ことのほかきびしい中

お変わりなくお過ごしでいらっしゃいますか

この暑さはまだしばらく続きそうです

ご自愛のほどお祈り申し上げます

 

 

さて学校は夏季日程に入りましたが、3年生の課外をはじめ、1・2年生の学習自学会を実施しています。また部活動に所属している生徒の中にはインターハイへ出場している選手もいます。

 

7月29日(月曜)、「ありがとうを強さに変えて~北部九州総体2024・ソフトテニス大会」インターハイ男子開会式を4時間後に控え、本校のソフトテニスコートで汗を流している県外の学校の皆様にお会いしました。

「長崎はええところですね。明日からの団体戦、個人戦に向けて一勝負してきます」と、徳島県つるぎ高校ソフトテニス部の顧問の先生と選手の皆様

本校のソフトテニス部顧問の岩永先生が練習会場として提供したと言います。こうして大舞台に向けて準備や調整を行い、多くの選手がベネックス総合運動公園かきどまり庭球場でしのぎを削ります。

(7月30日には、個人戦出場している釜元くんと飯田くんのペアが、洲本高校・兵庫県代表を相手に、初戦突破したニュースも入ってきました!)

 

 

今朝の気温は27℃、最高気温33℃。暑さとの闘いでもあるスポーツ競技。8月1日の今日、ソフトテニス大会は幕を閉じます。運営に携わった生徒の皆さんもお疲れさまでした。

ひきつづき、長崎の地を会場にしている競技のうち、

弓道競技が8月3日~6日まで島原復興アリーナを会場に(※全国の借りは全国で返す:7月8日付記事)、

卓球競技が8月3日~8日まで大村市体育文化センターを会場にインターハイが開催されます。運営委員として本校の卓球部員も参加します。

 

大分県を会場としている競技

■ テニス競技:8月1日~8日 大分スポーツ公園 (※3年間の集大成を:7月12日付記事)

■ 剣道競技 :8月3日~6日 レゾナック武道スポーツセンター (※想いを背負って:6月17日付記事)

 

海星高校運動部への応援をどうぞよろしくお願い致します。

 

第48回全国高等学校総合文化祭~清流の国ぎふ総文2024~

 

運動部と同じく、文化部のインターハイも行われています。

「清流の国ぎふ総文2024」に小倉百人一首部門に長崎県代表として出場が決まった3年生の竹ノ内さん。出発を前に取材することができました。

全国から約2万人の高校生が集い、約10万人の観覧者が訪れる国内最大規模を誇る大会ですが、実は、3年連続(東京2022・鹿児島2023・岐阜2024)の出場参加を決めた一人の選手でもあります。

この大会で引退となる竹ノ内さんに部活動を通して学んだことを尋ねると、「とにかく、あきらめない気持ちです」と話してくれました。

 

格上の学校と対戦することが多く、試合をする前から挫けそうな気持になることがあり、代表となっても、その気持ちが自分の弱さにつながることを身をもって知った竹ノ内さんにとって、重みのある言葉になりました。顧問の原彬子先生から叱咤激励を受けて、少しずつ強くなり成長していくことができ、一枚でも取り札を少なくする、自陣に札がなくなることへ全力を注ぐことができたそうです。

 

(2022年取材時の練習風景)

 

喜撰法師(8番) 『古今集』雑下・983

「わが庵(いほ)は 都のたつみ しかぞすむ 世をうぢ山と 人はいふなり」

この一首が彼女の得意札です。敵陣にあっても必ずと言っていいほど確実に取ることができる札とのこと。

 

果たして、勝負の一枚となるでしょうか?

「悔いのないように、県で一勝できるよう頑張ります!」

本日、予選リーグに臨んでいる長崎県代表(五島・青雲・海星・長崎北) 百人一首部の健闘を祈りましょう!

 

※写真は、ソフトテニス(徳島県つるぎ高校部員の皆様)と百人一首部員。