ゴールド金賞


 

あす暦の上では「処暑」を迎えます

夏の名残を感じながらも

どこか秋の気配が忍び寄るこの時期

みなさんはいかがお過ごしでしょうか

 

まもなく第2学期がスタートします

 

酷暑を乗り越えた今の自分を労りつつ

己のペースに合わせて

身体を

気持ちを

起動させてほしいと思います 

 

 

2024 KAISEI OPEN SCHOOL VOL.2

中学生の皆さん、お申込みありがとうごさいます。

「第2回オープンスクール」が、本日21日(水曜)と明日22日(木曜)と2日開催で行われます。

この2日間で、思いっきり「海星を体感」してください!

 

金賞の響き、未来へ紡ぐ想い

 

熱戦が繰り広げられた2024パリオリンピック。閉幕して一週間以上が経ちましたが、それぞれのステージで輝きを魅せた選手たちの映像を目にすれば…自然と日本代表オリンピアンのコメントをまとめたwebサイトへ誘われます。

「地獄のような3年間…1%の可能性を信じて最後に実った」(スケートボード:堀米雄斗)

「夢の中では70メートル投げていました。夢の中で終わっちゃったものが次はかなえられるように、また頑張りたい」(やり投げ:北口榛花)

「このパリ五輪は僕にとって本当にかけがえのない時間でしたし、僕に絶対必要な挑戦だったと思いますし、絶対ここに立ってない自分よりも、立った自分の方が強いと思いますし、人としてもダンサーとしても成長できたんじゃないかなと思う」(ブレイキン:半井重幸)

試合後のインタビューでどんなコメントをするのか。プレイヤーの発する「言葉の重み」を受け取りながら名場面を振り返る夏となりました。

 

本校の生徒たちも今年の夏、各方面での活躍がありました。

遡ること7月21日(日曜)、第69回長崎県吹奏楽コンクールで見事「金賞」を獲得した吹奏楽部。夏季休暇中は、今日、明日2日間通して行われるオープンスクール、今月末に控えた3県交流コンサート(熊本県)に出演するため、放課後の部活動も精力的に励んでいました。

今日は、有終の美を飾ることができた3年生の部長の山中さんと学生指揮者を担当する江副さんのコメントを紹介します。

 

課題曲『風がきらめくとき(近藤礼隆)』、自由曲『November 19よりRevised Edition(樽屋雅徳)』を地歴科の下村先生の指揮のもと演奏を披露しました。

(ホールでの練習風景)

 

吹奏楽部顧問の下村(洸)先生、丸野(紗)先生から「日々の練習に主体的に向き合ってやってきたみんなの頑張りが結実した大会でした。特に3年生にとっては、意義深いものとなると思います。」とお話をいただきました。

 

学生指揮者を務めた江副さんは、海星中学校から6年間吹奏楽部に所属。

「顧問の先生から任せられた大切な役割を果たすことができてよかったです。部長の山中さんと同じクラスでもあったので、基礎練や曲の指導や、練習メニューなど考えたり相談しあってコンクールまでモチベーションを高めていきました」と振り返りました。

大会を振り返って部長の山中さんは

「私たち吹奏楽部は、皆さんのおかげで金賞をいただくことができました。この栄誉は、これまで支えてくださった先生方や家族、そして何より共に努力を重ねてきた仲間たちのおかげです。しかし、この賞は私たちのゴールではなく、新たなスタートです。私たちが培った音楽への情熱と練習の積み重ねを、これからは後輩たちに引き継いでいきたいと強く願っています。一つ一つの音に込めた想い、仲間と共に奏でたハーモニー、その全てが次の世代へと繋がり、新たな歴史を作っていくことになると思います。私たちが手にした金賞という輝きを、後輩たちがさらに輝かせてくれることを信じています。」と力強いコメント。

コンクールに臨む上で心がけていることはありますかという追加質問に、部長の山中さんは

「自分の想いを伝えるために、音楽的技術が必要となることはもちろんありますが…最初の、音が出たときの喜びを忘れずに〝楽しんで〟音楽に関わるということを心がけています」と話してくれました。

 

(ベネックス長崎ブリックホールにて)

―「音が出たときの喜びを忘れずに〝楽しんで〟」― 言葉の重みを実感する取材時間となりました。

今後の吹奏楽部の活躍からも目が離せません。

※写真は金賞受賞を獲得した吹奏楽部