体験の扉をたたこう


長崎の今朝の気温は7℃あるものの、制服の袖を冷たい風が突きさす中の登校となりそうです。

それでも一昨日の下校時間30分前、部活動に精を出す生徒たちは寒さをものともせず、元気のよい挨拶をかけてくれます。

 

女子バスケットボール部員の皆さん、こんばんは。

「先生~研修旅行楽しんできてくださいねー。来年は私たちが楽しんできます!」と言われ、思わず、はい、楽しんできますと答えてしまい、さらに、「私たちからパワー!」とご覧のポーズ。

(ありがとうね、パワーいただきました。)

 

本日11日(水曜)、現高2年生(78回生)は研修旅行2日目を迎えています。北海道コースはスキー研修に、関西コースは62の小グループに分かれて京都自主研修に励みます。研修旅行先の今朝の気温は、北海道は-10℃、関西方面(本日・京都)は2℃という状況。長崎の地を離れ、寒さの中で鍛われる研修。有意義な時間となることを願っています。

(関西コースのようす)

 

体験搭乗 in 大村航空基地

 

本タイトルは、各種進学情報(進路指導部)から配信された校外講座情報です。10月17日に申込が締め切られ本校から参加した生徒は3人。今月の7日(土曜)、大村航空基地へ集まりました。

 

搭乗体験をした生徒の一人に参加した動機を尋ねると、自衛官になりたいわけではないけれど、単純に一度乗ってみたいなと思い応募したとのこと。友人に誘われたこともあり参加してみたら…

 

駐屯地内のヘリポートに着陸する大型輸送ヘリコプター CH-47J チヌークです。車2台分も入ると言われるヘリコプターに圧倒された参加者。約50人ほどを乗せることができます。

 

 

この搭乗体験案内をされた担当の渡辺さんにお話を伺うことができました。

往復20分の飛行ですが、自衛官の仕事をしってもらうべく、幅広い年代層に案内して体験をしてもらっているとのこと。

雲仙普賢岳が見下ろせる上空までを飛行し戻ってきたCH-47J チヌーク。

体験した生徒は、「正直、乗り心地はあまり良いものではなく、体への負荷もあったと思います。だからこそ、こういったヘリコプターに乗って国の為に救助活動をしている自衛官の皆さんへの感謝を改めて感じました。」とコメント。

 

さて、本日お届けした話題は、各種進学情報のひとつ〝校外講座情報〟の魅力を知っていただきたくてアップしました。

生徒の皆さん、保護者の皆様を対象にBLENDにてお伝えしています。一週間おきに更新されて約10日程の感覚で大学のオープンキャンパス情報、大学が行っているオンライン講義と、盛沢山です。それぞれ用意されているリンクから入るだけで、多岐にわたる進路の情報が得られる入口になっています。

たとえば、「東京大学教養学部高校生と大学生のための金曜特別講座」の中のが〝ゲーム理論がおもしろい〟というものもありました。

 

 

高校生の段階でやりたいことは見つからない…ということにブログ担当者自身も納得しています。高校生の行動範囲は思ったよりも狭いと感じますし、まだやりたいことを知らないだけ、出会ってないだけだと思います。まずは、何かしら「自分の心が動くこと」「少しでも興味を持てること」が1ミリでもあったらトライしてほしい、と。背伸びや無理をして新しい挑戦をする必要はありません。普段の自分の行動範囲の中で「心が動くもの」が何かあるはずです。将来に直結しなくとも、何かのヒントになるかもしれない、という意識のもとに進路に関するイベントに参加してみましょう。

周りのいろいろな情報に〝アンテナを張って〟行動に移す。

進路指導からの進学情報はBLENDに。こまめにチェックですね。

 

※写真は、中央館エントランスおよび自衛隊ヘリ搭乗体験の様子。