聖年 Holy Year, Jubilee Year


しなやかに、力強く。
曲がりくねる道さえも、
その先にある光を目指して進む-
それが、巳の年に込められた思いです。

新しい知恵を紡ぎ、
変化を受け入れ、
再び羽ばたく一年となりますように。

2025年、皆さまの歩む道が
幸せと成長に満ちたものになりますよう、
心からお祈り申し上げます。

 

 

乙巳(きのとみ)2025年 始動

さて、令和7年(2025年)を迎えました。
2025年は干支において「乙巳(きのと・み)」の年にあたります。「乙」はしなやかに伸びる草木を表し、「巳」は生命力や再生、変化を象徴する蛇を指します。この年は、困難や紆余曲折を越えて大きく成長し、新たな可能性を切り開く象徴的な一年とも言えるでしょう。

蛇はその脱皮を繰り返す姿から、不老長寿や再生のシンボルとされるほか、神聖な存在として古くから崇められてきました。本校が掲げる校訓「神愛・人間愛」には、同じように人間としての成長を大切にし、他者を愛し、神聖な存在への敬意を持ちながら歩む姿が重なります。

私たちは、「神愛・人間愛」を土台に、生徒一人ひとりがその生命力を存分に発揮し、豊かな心と知性を育む教育を目指しております。変化の中で力強く未来へと向かう子どもたちとともに、今年も新たな挑戦を続けてまいります。

どうぞ、本年も変わらぬご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

結びに、2025年が保護者の皆様とご家庭にとって実り多い一年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。

水曜日Blog担当

 

聖年~神よ、あなたは私の希望

今朝の気温は6℃。5日の『小寒』を過ぎたあたりからグッと気温が落ち込みました。完全下校時には窓ガラスにおはじきをはじくような音がして雪あられ?かと思うような時間がありました。明日は1℃から7℃という予報が出ていますので、特に受験生の皆さんは身体を温かくして感染症対策を行い勉学に励んでほしいと思います。

来週末には、いよいよ「大学入学共通テスト」が実施されます。大学入学共通テストを控えている3年生(K77回生)は、年末年始、校外模試や自学会に参加しラストスパートをかけました。今朝も、職員室前の自学スペースで学習に励んでいる生徒が見られました。体調管理も含めご家庭でのご支援もどうぞよろしくお願いします。

 

さて、本ブログでもよく話題となる職員室前・中央館エントランスロビーの風景に、一つのシーンが加わりました。

 

カトリック教会では、今年「聖年」の年に当たります。25年ごとに記念される大きな宗教行事のことです。日本の教会では、昨年末に開幕のミサが行われ、今年の12月28日に閉幕のミサが行われます。その「聖年」の年を記念して、学校内の4カ所に幟(㊤写真)が設置されています。(※写真は、中央館エントランスロビー)

こちらは、マリアン聖堂の入り口に飾られた「バンナ」(㊤写真懸垂幕)。

「2025 聖年 被爆80年」と銘記されています。

 

被爆者の平均年齢は85歳を超えました。

「被爆者の声をより多くの人へ届け、多くの人に平和への一歩を踏み出してもらう」ことを目的とした、広島・長崎被爆80年キャンペーンのテレビ放送も明日9日放映されます。

 

海星学園ではあさって10日(金曜)に3学期最初の宗教講話を行います。

音楽黙想「聖年のテーマソング」に耳を澄ませながら、今年の一年への「希望」を描きましょう。

※写真は聖年2025年幟・バンナ設置の様子