〝Team Pre1〟の挑戦


先週末に行われた大学入学共通テストを終えた77回生。2025年度入試から新課程での入試が始まり、新教科「情報」を加えた7教科21科目に変更されました。出題科目の再編や試験時間の延長、問題構成・配点の変更などがあり、受験対策に気が抜けない新年を迎えたことと思います。

授業最終日20日(月曜)は大寒の日。この日から2月2日(日曜)の節分までの約2週間は「大寒期」となります。厳しい寒さが続く中での体調管理も重要です。二次試験対策に向けて特別編成授業に臨む受験生の皆さん、教職員一同、応援しています!

 

さて、今朝の気温は5℃。日の出は7:20。

本日は、7:45分に開講される朝活授業をご紹介します。

 

〝Team Pre1〟の挑戦

今から遡ること一か月前の朝の風景…。共通テストに臨む受験生の朝自学の様子を見に校内を巡回していた時のことでした。多目的教室の壁に貼られた第2回までに合格した英語検定者リスト。次回の英語検定へ向けての対策が行われていました。

→過去の記事:英語検定、挑戦最前線!

 

「We are all going to pass this not very difficult test !」

英語検定準1級合格を目指して集まった15名の挑戦です。

挑戦するグループ名は『Team Pre1』。

この名前には、「同じ志を持つ仲間が、共に成長すること、そして、自分の限界を超える」という願いが込められています。

毎朝7時45分、朝のホームルームが始まる1時間前から、『Team Pre1』は活動開始です。

英検準1級では、出題されるトピックもアカデミックな内容です。
リーディングの長文問題やライティング、スピーキングなどでは日本語でも答えるのが難しいようなトピックも出題されます。
そのため、英語スキルだけでなく、頻出トピックについての知識も必要となります。

受講者の一人は、

「もう、このテキストもボロボロになってきましたね。とにかく僕は語彙力不足を何とかしなければと思い、頑張っています。隙間時間があれば、単語に目を通して忘れないようにしています」と話してくれました。

「この朝の授業でみんなで頑張る、という時間が自分を奮い立たせます。合格したい、という気持ちを継続させる時間になっています。」ともう一人の生徒。

このレベルの英語力は、日常生活だけでなく、海外の難関大学での研究やビジネスシーンにも通用するレベルの英語力を持っていると評されます。

 

現在、共通の弱点は、リスニングです。問題のポイントを素早く掴み、話の流れを理解することが合格の決め手となります。何回も繰り返し聞き、音に慣れることを特訓中です。また、英作文にも力を入れています。

この朝活授業を開講した藤川先生は、過去に受け持ちのクラス全員を2級以上に合格させた実績があります。

先生は、
「英語力を磨くことで将来の武器になります。この準1級突破は、自分をさらに高められることへ繋がります。」と力強く語ります。

受験の動機は様々ですが、目指すゴールは一つ。

「 Good luck!」という激励の言葉を支えに、今日も〝Team Pre1〟は合格を目指すため勉強に励みます。

第3回実用英語検定試験(1月26日本番)まであとわずか。こちらも体調管理に努めて万全な状況で臨んでください。〝Team Pre1〟の健闘を祈ります。

※写真は英語検定準1級対策に向けての様子。