本記事に掲載している写真は、すべて生徒たちが道中で自分たちの感性を頼りに撮影したものです。
先週金曜日、2月20日、海星中学校では伝統の行事「強歩会」を開催しました。
大きく形を変えた 昨年の経験をさらに進化させ、今年のテーマは「デザイン型フォトロゲイニング」。
単に決められたチェックポイントを追いながら歩くのではなく、「120分という時間を、自分たちの力でどうデザインし、実行できるか」がテーマです。
正解のない問いに、中1から中3までが混ざり合う25の「学年縦割りグループ」が挑みました。
■ 伝統の拠点と、自由な戦略
各チームは「西坂」「諏訪神社」「鍋冠山」の3エリアから1つを選択。
それぞれのエリアには、そのエリアの象徴的な「必修フォトスポット」が設定されています。
〇西坂エリア:日本二十六聖人殉教地
〇諏訪神社エリア:諏訪神社 大鳥居
〇鍋冠山エリア:鍋冠山展望台
この「軸」となる地点以外は、チームの腕の見せ所です。
地図を頼りに、自分たちが「いいな」と感じる風景を見つけてはiPadで写真に撮っていきました。
心動かされる「映えスポット」や、近くても案外知らない場所など、自由に自分たちだけのルートを切り拓いていきます。
公式Instagramでも当日の様子をアップしていますので、ぜひご覧ください!
■ 3年生が示した「男気」と、学年を越えた絆
この行事の醍醐味は、普段のクラスとは違うメンバーで助け合い、高め合う姿が見られることです。
最高学年である3年生は、目的地へのナビゲートだけでなく、後輩たちへの細やかな気配りでチームを牽引してくれました。
道中、あるチームでは胸を打つ光景が見られました。

リーダーの3年生女子が体調不良で歩みを止めると、同じ3年生の男子が、迷わずそのリュックを肩代わりし、歩みを緩めて隣で寄り添い続けてくれたのです。
教員が待つ目的地が近いため、1・2年生を先へ行かせ、自分は目的地へ急ぐことよりも、目の前の仲間を大切にする、という判断をしたのです。
その「男気」あふれる行動こそ、海星が育んできた優しさの証明であり、今日一番の「かっこいい姿」でした。
そのお蔭もあり、今回、誰一人リタイアすることなく、全員が最後までグループメンバーと共に歩き続けることができたのです。
コースの各所では教員が温かく見守り、生徒たちの奮闘や笑顔をカメラに収めました。先生たちの姿を見つけて安堵する生徒たちの表情も、この行事ならではの光景です。
■ 120分のデザイン、その先にある「未来」へ
この120分間は、今のメンバーで過ごすかけがえのない思い出作りの時間でもありました。
3年生にとっては、卒業を前にした中学最後の大きな行事。
これまで培ってきた強さと優しさを後輩たちに背中で引き継ぐ、大切なひとときとなりました。
春になれば、3年生は高校生という新たなステージへ、1・2年生は先輩たちの姿を糧に次なる学年へと進級し、それぞれの1年が始まります。
今の仲間と長崎の街で刻んだ確かな歩み。
自分たちの感性で見つけた宝物のような瞬間の数々は、海星中学で共に成長した証として、いつまでも色褪せることはないでしょう。
学校行事の度に、生徒たち一人ひとりの成長に触れ、頼もしさが募ります。
海星中学校の生徒たちは、日々を大切にしっかり成長しています!


































