H28 海星中学校修学旅行


教員採用情報

 

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■マリア会姉妹校HP紹介

1888年(明治21年) 暁星学園創立 東京

1892年(明治25年) 海星学園創立 長崎

1898年(明治31年) 明星学園創立 大阪

1946年(昭和21年) 光星学園創立 北海道

 

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雲間からうっすら朝日が覗く朝、気温は20℃。今日は晴れの予報が出ています。

秋は深まり、冬へと近づきますが、日差しはまだまだ、汗ばむほどの陽気を与えてくれます。

 

 

さて、本日は中学校の話題です。

各学年がそれぞれの行事に取り組んだ先週。中学1年生は諫早青少年自然の家での『練成会』、中学2年生は長崎市の事業所の皆様にご協力をいただき臨んだ『職場体験』、そして、中学3年生は3泊4日の『修学旅行』でした。関係者の皆様におかれましては貴重な機会をありがとうございました。

その各学年の様子は中学更新日である水曜日と金曜日の本ブログにて、学年ごとに3回に分けてお伝えします。

 

 

「添乗員さん、ガイドさん、先生方や両親、そして、友だち。この旅行に関わってくれたたくさんの人に本当に感謝しました。」

 

初回は中学3年生の『修学旅行』です。帰ってきた生徒たちの感想文を担任の先生方に見せていただくと、めくるたびに思わず顔が綻ぶほどの素敵な感想ばかりでした。

 

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一日目。

「『トヨタ産業記念館』は私たちの班が事前学習で調べた場所です。時間をかけて調べましたが、行くともっとたくさんのことを学びました。嬉しくなって、体験ができる場所ではボタンがあったら、すかさず押してしまいました。」

 

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「犬山城では天守閣に登った時の景色に感動しました。天気がよく、晴れていたので大きな木曽川がキラキラと光り、どこまでも遠くまで見渡せました。」

その時に感じた素直な思いや、見た景色をどうにかして伝えたいと選んだ言葉の数々。

 

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「私は移動中や食事、部屋での会話がとても思い出に残っています。移動中は一人だときっと退屈だったと思います。でも、ガイドさんの話や友達との会話であっという間に時間が過ぎていきました。」

「いつも一緒にいる家族から離れて、朝から夜まで過ごしてみると、どれだけ多くの人が自分に関わってくれているのかがよくわかりました。その人たちへの感謝はもちろんですが、近くにいないからこそ家族へ感謝の気持ちがわきました。」

 

旅の字源は『旗の元に人々が並び、移動する』。

移動手段が今よりも発達していなかった時代、旅は目的地にいる時間より移動の時間のほうが長い場合が多々ありました。旅の本質は移動や集団の中にいることにあると考えたのかもしれません。

 

起きてから寝るまで。すべての時間で多くのものを得た生徒たち。

 

 

 

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二日目。

「黒部立山アルペンルートで見た景色は言葉では表現できないほど素晴らしかったです。雲海の中、驚くほど大きなダム、どこまでも広がる紅葉は幻想的で、どうにか残したくて思わずカメラに手が伸びました。」

 

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三日目。

「朝から向かった高山陣屋への道に並ぶ建物が、看板に至るまで落ち着いた色で素敵でした。朝顔の青色がすごくきれいでした。」

「金閣寺で友だちと話したことと金閣寺を見たことが一緒になって強く記憶に残りました。金閣寺をみるたびに、友だちとの話を思い出すんだろうなと思います。」

 

新しく出会ったもの。日頃から目にしているもの。それぞれが目新しいものとなって目に映ります。そして、その目に映った景色はきっと他の誰かと同じものではなく、その景色にまつわる記憶とともにその人だけの記憶となっていきます。

 

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最終日。

「前日の夜に友だちとあと一日しかないねと話していました。そして、最終日にUSJの前に立ったとき、ここにみんなで来れるのは最初で最後で、何かわからないけど、いろいろな感情で鳥肌が立ちました。でも、入ってみんなでアトラクションに全力で走ったら、思わず笑ってしまいました。」

 

楽しかったこと、反省したこと、何もかもが宝物の時間。充実の修学旅行が幕を閉じました。

 

※ 写真は修学旅行の様子。