※海星ホームページTopには、様々なカテゴリがあります。詳細な行事予定につきましては、Topページ『月間行事予定表』からお入り下さい。
■マリア会姉妹校HP紹介
1888年(明治21年) 暁星学園創立 東京
1892年(明治25年) 海星学園創立 長崎
1898年(明治31年) 明星学園創立 大阪
1946年(昭和21年) 光星学園創立 北海道
氷点下まで冷え込んだ昨夜、今朝の気温は-2℃。
一昨日の名残のようにひらりと雪が舞うこともあった昨日、あと少しで雪合戦ができたのにと残念がる中学生の顔も思い出されます。地区によっては水道管の凍結にご注意くださいという連絡も回った寒さでしたが、ふと見上げれば、固い殻に包まれた桜の新芽が目に映ります。
雪降れば 冬ごもりせる 草も木も 春に知られぬ 花ぞ咲きける(紀貫之)
じっと冬を堪え栄養を貯めながら春を待つ植物の生命力を感じ、一足先に雪の花を咲かせた一日が再び一句とともに頭に浮かびます。
さて、中学校の新芽たちも次の季節に向けて動き出しています。
「私も1つだけでしたが、意見を言うことができました。」
新学期最初の生徒会専門委員会。昨年の生徒会選挙を経て、執行部へと新たに入った生徒に話を聞きました。
「最初の話し合いは朝のあいさつ運動についてでした。なかなか意見が出せなかったのですが、3年生の先輩が『今年の生徒会は静かだね』と言われたので、頑張って提案を1つ出しました。」
生徒会専門委員会では、2年生を中心とした新生徒会が頼もしさを感じさせてくれるようになりました。あと数ヶ月で先輩になる1年生もどんどん意見を出して、委員会を活気づかせます。3年生は後方支援として現在も委員会に参加しています。
司会進行はもちろん新生徒会ですが、機転のきくようなアドバイスや行動力は流石最高学年。美化委員会のゴミの分別活動では3年生の行動の速さに後輩が慌てて追いかける場面もありました。
背中をしっかり見せて次の舞台へ向かっていく3年生。
「コミュニケーションを積極的に取ろうとしてくれる先輩たちを見習っていきたいです。」
2月4日(土曜)から県新人大会に臨む中学サッカー部の1年生の言葉です。部活動は新人大会から2年生中心の新体制。2年生もしっかり後輩に背中を見せています。
2年生も3年生も最初から色々なことができたわけではありません。その全てが1年生から全ての学校生活のなかで1つ1つ積み上げてきたものであり、今も積み上げている途中です。
クラスの中で、部活動の中で、学校行事の中で。進み続けているからこそ背中が見えます。
新しい季節に向けて膨らむ1年生の新芽たち。
彼ら彼女らがその背中を後輩に見せる日までもうすぐです。
※ 写真は生徒会専門委員会の様子