窓を開けると、爽やかな風が通り抜ける朝、気温は13℃。
「春に3日の晴れ間なし」という格言通り、天候が移り変わりやすい4月ですが、だからこそすっきりとした青空が見えると、格別なすがすがしさを感じます。
『わたしはふしぎでたまらない』
詩人 金子みすゞさんが、身近な疑問について詠った「ふしぎ」はこう始まります。中学1年生国語、生徒に「中学校生活で疑問に思ったことはありますか」と聞いてみると、一斉に手があがりました。まだまだ小学校生活とは違う新鮮な毎日が続きますが、1週間が経ち、緊張もほぐれ、教室からはたくさんの明るい笑い声が響いてきます。
今週、初めて参加したのは『生徒会専門委員会』です。
文化・保健・体育・如己・風紀・美化。先週末、1年生を対象に各専門委員長が仕事内容を説明してくれました。
笑顔で話をする委員長に頼もしさを感じます。最高学年となった3年生、余裕がある進行を見せてくれました。
同級生、下級生に声をかけながら、委員会当日も同様に見事な司会ぶりでした。
28日(金曜)に控えた体育祭に向けて先頭に立っているのも、もちろん3年生です。
(昨年度・体育祭の様子)
今年も赤組白組に分かれ、創意工夫をこらす応援合戦。
今年もゼロから生徒たちだけで計画を立て、 放課後まで練習に取り組んでいます。体育でも、生徒たちが全て練習を指揮します。
そんな中、昨日は3年生が模試で練習不在でした。
そこで中心となったのが2年生リーダーたちです。
一昨日、下校時間ぎりぎりまで3年生から指導を受け、合同体育に臨みました。
ダンスでは、先頭に立って踊り、見本となり、限られた時間で効率的に練習ができるように進行をしていました。
同級生たちは、指示に従いながらも、積極的に意見を出し、よりよい方向へ全体で動いていきました。
「部活動や学校生活で先輩だという意識を強く感じるようになってきました。指導は大変だけど、後輩ができてすごく嬉しいです。頑張ります。」
2年生が書いた海星スケジュールを読んでみると、後輩ができた不安、喜び、意欲、さまざまな気持ちが見て取れます。
最高学年になった3年生、後輩ができた2年生。
1つ高くなった視点で、新しい生活が始まっています。
※ 写真は今週の様子。