一射にこめる


 

激しい雨風が長崎で猛威をふるった昨日。

台風一過とはいきませんでしたが、本日は穏やかな曇り空の朝です。気温は26℃。

 

本日は定期考査3日目。

各教室には早朝から明かりが灯り、最後の詰めとばかりに生徒たちが自学に励んでいます。高校生は明日まで定期考査期間です。中学生は本日までが定期考査。明日は各学年で総合学習を行います。

中学弓道部

さて、先週土曜日にも速報でお伝えしましたが、中学校弓道部が『平成29年度 長崎県弓道大会』にて、男女団体3位、女子個人でも村中選手が3位という結果を残し、団体個人ともに九州大会へ出場を決めました。(日時:8月5日(土曜)・6日(日曜) 場所:島原市)

 

 

中学弓道部は高校弓道部と同様、本校大山グラウンド内にある弓道場『乗風館』にて、ともに練習に励んでいます。練習日は、平日に課外授業を受講する関係上、金曜日、土曜日、日曜日の3日間です。

「週に3日間だからこそ、練習にとにかく集中しています。弓を射る時間があれば、巻き藁も利用しながら、できるだけ多く射ることができるように取り組みます。射る中でも、雑にならないよう自分の型をしっかり意識して、その型が少しでも固まるように取り組みます。」

選手に話を聞きました。

 

 

「練習にいけない日も、ゴム弓を使って自主練習をしています。家でも思わず『離れ』の練習をしている時があります。」

練習時間は部活動という枠に定められた時間だけではありません。創意工夫次第で、できることはいくらでもあります。

 

 

始まりとなる『足踏み』、そして、最後の『残心』まで。背中に芯でも入っているように、すらりと伸びた姿勢から、流れるように身体と弓が動き、矢が放たれていきました。

一射へ込めてきた日々の意識が、大会へ繋がります。

 

 

弓を持つ、親指のつけ根のまめがたこになり、放たれた矢が通っていく部分は少しずつ黒くなっていきます。

積み重ねている努力の証を、手の内にも見せてもらいました。

 

大会が終わると、学校に戻り自学会、切り替えて次は定期考査へと意識は向かっていました。

今後の中学弓道部の活躍にご期待下さい。

 

※ 写真は弓道部の様子。

■吹奏楽部
第62回長崎県吹奏楽コンクール
7月23日(日曜)12時15分~ 32番目(2日目9番) 会場:アルカスSASEBO