三十一文字(みそひともじ)コンテスト


赤とんぼ 夏から秋へと飛んでいく 白露の節気 秋の七草

 

来週月曜からは節気『白露』。大気が冷えてきて露を結ぶ頃です。残暑が引いていよいよ本格的に秋が訪れます。この処暑から白露への頃、耳にするのが「台風が過ぎ去るごとに秋が深まる…」という何とも言えない表現。

9号が去ったばかりですが…

台風10号の天気予報が頻繁に流れています。最大限の注意を払いましょう。不足の場合はメールメイトにて連絡いたします。

三十一文字(みそひともじ)コンテスト

五・七・五・七・七…全部足すと三十一文字、だから、和歌のことを「みそひともじ」とも呼びます。

中学2,3年生の国語の授業で、短歌を作りました。その短歌の学年別コンテストを、1学期末に行いました。誰が作ったか分からないように伏せて、好きだと思う短歌をそれぞれ3首選ぶという全員投票を実施しました。

以下、その結果をお知らせします。

 

【2年生】

みんなの人気投票第一位

友達の「笑笑笑」のLINE見てそれに答える日本語がない

みんなの人気投票第二位

バスの中睡魔が襲い夢の中ドキッと起きたらバス終点

みんなの人気投票第三位

帰り道広がり歩く先輩を抜くにも抜けず注意もできず

【3年生】

みんなの人気投票第一位

どこからか湧き満たされる謎の自信答案返却意気消沈

みんなの人気投票第二位

あと十分授業の終盤時計見る見れば見るほど長く感じる

みんなの人気投票第三位

タオルからほんのりかおるいい匂い君の笑顔をふと思い出す

 

限られた文字数で、表現したいものを紡ぐ・・・簡単なことではありませんが、だからこそ、そこに工夫や個性が出るのが醍醐味の一つです。

そんな生徒達に負けまいとする先生が一人・・・

美術の團先生の俳句が、長崎新聞に掲載されました。

タブレットを毎日使う日々の中でも、自分の思いを表現したり、感性を磨いたりする取り組みも、大切にしてくれる生徒達の成長が、本当に楽しみです。

※写真は三十一文字(中学担当)

9月4日

校長 武川 眞一郎

おはようございます。気持ち良い朝ですが、これからの気象の変化を暗示しているような空模様にも思います。

災害をもたらした名前のついた台風で記憶(過去に記録映画等で観たことがあるという程度です)にあるのは枕崎台風、室戸台風、洞爺丸台風そして伊勢湾台風です。いずれも昭和20年台から30年初頭までのまだまだ戦争の傷跡が残り、河川護岸対策も十分ではなかった時代だとおもいますが、被害が甚大な台風でした。今回の台風10号はその伊勢湾台風並みと言われていますので、台風対策をしっかりと行いたいと思います。

「備えあれば憂いなし」とよく言われます。私が小さい時は台風が近づくと自宅の窓という窓、ドアというドアは板付したものでした。ドア、窓はサッシではなかったので、窓全体に板囲いを父がし、目張りを隙間に詰め込むことが子供の役割だったように記憶しています。子供心に父と母が二人して畳を上げている姿をみて何をしているのだろうと思ったこともありました。近くの家では、屋根の上に登り瓦を確認する人や、袋に入れた土を等間隔になべている人もいました。隣近所で声かけながら、台風に備えていたのです。

「備え」からニンベンを取り、「憂い」のつけると「優しい」になります。昔の人たちは声をかけながら、優しさを感じたいたのかなと思います。

私達の生活も、「コロナ」とか「命に関わる危険な暑さ」の中で、何ができるか、そして何をしなければならないか。やってはいけないことをしっかりと見分けながら、日常の生活を送らなければならないのだろうと思いました。

コロナ対策と同時に熱中症対策を同時に行わなければなりません。

私達が常に意識しておかなければならないのは、予防策だけではなく感染した方々への思いやりもわすれてはなりません。感染者・濃厚接触者、医療従事者やそのご家族が、いわれのない誹謗中傷、差別的な対応を受けないように配慮することです、報道等でそのようなニュースを耳にするにつけ、悲しみと憤りを禁じえません。感染症はいつ誰(私、あなた)にも感染の可能性があります。わたしたちはつらく苦しい立場に立たされた方に寄り添う心を決して忘れたくはありません。

 

【日本赤十字社】「ウイルスの次にやってくるもの」

https://www.youtube.com/watch?v=rbNuikVDrN4 をご覧ください。

 

社会も頑張っています。皆さんもご協力をお願いします。「私達は絶対、この困難を乗り越えられる」ことができると信じましょう。

 

次の「3つの密」を実践してください。
(1)人の集まるところへの外出はしないでください。(密集)
(2)閉ざされた空間では換気を十分に行いましょう。(密閉)
(3)人との接触を避け、一定の距離を保って話しましょう(密接)

※家族以外との会食は避けましょう。

(30秒手洗い)
指と指の間、爪先、手首を丁寧に石鹸で洗ってください。手をハンカチ等で拭いたあとアルコール消毒液を使用しましょう。

※登校後ただちに手洗い
※食事の前後に手洗い
※トイレの後に手洗い
※掃除の後に手洗い
※帰宅後手洗い