卒業・旅立ち


今朝は雨予報のためか、15℃ある暖かい朝です。

今の時期は七十二候では、末候『菜虫蝶と化す』といいます。冬を過ごしたさなぎが羽化し、蝶に生まれ変わるころ。新たに生まれた生命が、あたたかく柔らかな春の日を浴びて瑞々しく輝きます。

卒業・旅立ち

3月13日(土曜)、「令和2年度 海星中学校卒業証書授与式」が挙行されました。卒業生の皆さん102名の旅立ちを、保護者の皆様、ご来賓の方々のご列席の下、皆で無事に見届けることができました。

新たな旅立ち。

コロナ禍により様々な制限がある中での開催となり、保護者の皆様にも、出席人数制限へのご協力をいただきましたことに、感謝申し上げます。

式に参列できなかった在校生の皆さんは、オンライン中継による式への参加でした。

直接卒業式会場で時間をともにする事はできませんでしたが、実は卒業式前日、先輩のために何かしたいという強い思いから、HRで使用する教室の飾り付けを、1,2年生合同で行いました。

卒業式では、聖歌や校歌を全員で一緒に歌うことも叶いませんでしたが、感謝の気持ちを歌に込めたいという強い思いから、歌の代わりに、卒業生の皆さんが協力して制作した映像を式で披露しました。これからの人生で自分の可能性を見つけていこうという、卒業生の決意表明にもなっている動画でした。

在校生代表の送辞は、現・生徒会長です。

卒業生代表の答辞は、前・生徒会長です。

新旧生徒会長の真心が込められた言葉に、参列者の心に静かな感動が胸に広がりました。

式が終了して体育館を後にする卒業生の皆さんを迎えたのは、体育館入り口から続く在校生の列です。

歌も歌えず、トンネルも作れませんでしたが、後輩たちの温かな拍手に笑顔と涙の卒業生の皆さんでした。

卒業生の皆さん、保護者の皆様、ご卒業おめでとうございます。

教職員一同、皆さんのこれからの人生が多くの幸せに包まれますよう心から願っています。

※写真は、中学卒業式の様子(中学担当)・一部写真背景を加工しています。