春は曙。
皆さん、今朝のお月様をご覧になったでしょうか。半月のお月様、まわりにはうっすらと霞がかかっていました。そのため柔らかくなった月光が長崎港を、稲佐山を照らし、静水面の海にゆらりと静かに揺れています。
春の青空、気持ちよく照りつける太陽光も心をウキウキさせてくれますが、趣のある柔らかな月の光もまた心を豊かにしてくれます。
明日からは節気『啓蟄(けいちつ)』
いよいよ本格的に大地が息吹を、春の光とともにもたらしてくれます。
素敵な贈り物
先月末、令和2年度卒業生の卒業記念品である「プロジェクター」が、中学校舎正面玄関に設置されました。
現在、寄贈していただいた卒業生こと『現中学3年生』へのお礼の言葉とともに、今まで大判印刷をして玄関に掲示してきた写真やすべてのポスターを、3年生の軌跡をたどりながら映写しています。
今週の月曜日は13日(土曜)実施の中学校卒業式振替のため、中学はお休みでした。そのため、火曜日の朝登校してきた中学生はこの寄贈品プロジェクターが映し出す軌跡を玄関に入るなり目の当たりにして、「うわぁ~」と歓声を上げる様子が多く見られました。
プロジェクターに見入っている2年生の4人に話を聞いてみました。
「大きなポスターを貼ってもらえるのも嬉しかったのですが、こんな風に画像が次々に変わっていくのは見ていて楽しいです。」
「音楽も流れるし、学校に対する気持ちが何だか高揚してきます。」
動画も流せることを話すと、「えー、本当にスゴイ!!」と大喜びでした。
通りかかった3年生も
「後輩たちが喜んでくれているのを見ると、卒業後の学校を、このプロジェクターが思い出の光とともに明るくしてくれるといいなと思います。」と話してくれました。
3年生の皆さん、そして、3年生保護者の皆様、素晴らしいな卒業記念品をありがとうございました。在校生と共に、大切に活用させていただきます。
※写真は中学校舎正面玄関(中学担当)