今日から公立高校(後期)入試が二日間で始まります。何もないいつも通りの日常を過ごす人もいれば、特別な思いで今日一日を朝から迎えている人がいます。
水温む(みずぬるむ)春。
太古の昔から、この水が温む一大事を身をもって感じ、私達は春の大きな喜びとしてきました。水に携わる仕事をされている方々は特にそうです。身近では台所を預かり毎日立って家族のために仕事をしている人。
近年では温水器も珍しくありませんが、それでも水の寒暖変化には最も敏感。春を迎える喜びを、今まさに私達はそれぞれ準備し身構えます。
形になる喜びと感謝
長崎市が毎月発行している広報誌「広報ながさき」3月号表紙に、長崎市内の中学生20名が掲載されています。その中に本校の新生・生徒会執行部の5人も含まれています。先週「広報ながさき」3月号が本校に郵送されてきました。
撮影は1月27日に行われ、その撮影のために来校くださった長崎市役所広報課の方が本校卒業生というたいへん嬉しい再会になったことは、既に2月1日付けのブログでもご紹介させていただきました。
今回の表紙は、新型コロナウィルス感染拡大防止を訴えるメッセージになっています。
「大切な命 守るため 感染対策 一人一人 心がけて」の中の一文字が印刷された紙の余白部分には、5人それぞれの想いを書き足しました。
初めは戸惑った様子でしたが、広報課の方のアドバイスを受け、本校教職員の話も参考にしていくうちに実に楽しそうな表情に変化していきました。
学校の校舎内や校庭での撮影も、終始笑顔で、和やかな雰囲気で進んでいきました。
できあがった「広報ながさき」を皆に手渡し「発行部数は、16万部らしいですよ。」と伝えると、
「撮影の時には、ただ夢中でやっていましたが、こうやって形になった実物を見ると、本当に嬉しいです。なかなかできない経験をさせていただき、本当に有難いです。」と笑顔一杯の5人でした。
最後になりましたが、すばらしい機会を与えてくださった、長崎市役所広報課の皆様、ありがとうございました。
『私達一人一人が、長崎市の発展のために何ができるか。』
SDGsに現在取り組んでいる学園全体にも今回の経験を広報誌を手に取り、きっかけの一つとして活用していきます。
※写真は撮影の様子と完成品(中学担当)