「理科離れ」とは言わせません vol.4


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「理科離れ」とは言わせません vol.4

中学2年生・理科は、1学期後半から暗記分野に突入しています。

元素記号→化学式→細胞→動植物の体のつくり…覚えることがたくさんあります。

そこで、さまざまな『アウトプット』を行いながら、記憶の定着に努めているのが、阿部先生です。

工夫1:テストマッチ

覚えにくい元素記号の分野では、席の近い者同士でテストマッチを行いました。

出題者が元素記号か元素名を口頭で出題し、解答者が答えるという形で、正答数の多い者が勝ちです。

出題者も何も見ずに出題するため、記憶していなければ難しい問題は出せません。

テストマッチという形によって、競いながら多くの元素を覚えてくれました。

工夫2:それぞれが先生

生物分野は、とにかく重要語句が増えます。植物はやったことがあっても、ヒトの体を学習するのは初めてです。

そこで、それぞれに先生役をしてもらいました。

最初はどう伝えたらいいのか分からず、教科書をそのまま読むだけだったのが、くり返すうちに、相手の目を見て、自分の言葉で伝えられるようになりました。

阿部先生は、「1年生の時には班活動が中心でしたが、2年生では意図的に個人の活動を増やしました。

そうすることで、自分一人で考え、内容を組み立てて話す姿が見られるようになってきました。

3年生では、こちらから投げかけるのではなく、自然に説明し合える環境を目指します。」と更なる意欲を燃やしていました。

海星中学校は、これからも「理科離れ」とは言わせません!