メダカの学校 vol.2


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メダカの学校 vol.2

2020.4.30付けブログ、 2021.6.24付けブログ でご紹介した通り、中学理科室ではメダカが飼育されています。

理科室の掃除担当になっている社会科の野口先生が、いつの間にか専属飼育員になっています(^o^)

「前回のブログの反響は大きく、すっかり『メダカのおじさん』と認知されたようです。

1学期末の三者面談期間中、保護者控え室にメダカを展示したことから、有難いことに、珍しいメダカを水槽に入れて届けてくださった保護者の方がいらっしゃいました。

9月末の今も水温が高く日照時間が長いため、メダカの産卵が続いています。

餌やり、手乗り(前回ブログ参照)、採卵に続く体験として、顕微鏡で卵を眺めてもらうことにしました。」と野口先生は話します。

顕微鏡のケースを開けて、説明書を見ていると、理科室掃除を担当しているある男子生徒が手際よく組み立ててくれました。

採卵4日目の卵にピントを合わせてみると・・・

「うぉ~、スゴイ!!」「わぁ、目が合ったよ。」「何か動きよる!」「心臓だよね」「血の流れも見える」

みんな大興奮です。

声を上げながら感動している男子に対して、女子はじっくり眺めながら

「お母さんのお腹の中にいたときの写真を思い出しました」「こんなに小さいのに動いている。大きく育ってほしい」

と母性を感じさせる言葉を発していました。

 

生徒の皆さんが顕微鏡で見たメダカの卵が、こちらです。

去年も、今年も、さまざまな行事が中止になったり、縮小されたりしました。

例年に比べ、自分の目で見て、肌で感じる実体験の時間がどうしても少なくなっています。

小さなレンズを通して眺めた命の神秘に、素直に感動する理科室掃除係の姿を見て、にっこり笑顔の野口先生でした。