育てよう!人権の木


海星中学校入学試験

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育てよう!人権の木

12月4日からの1週間は「人権週間」です。

本校では如己委員会が中心となって、12月を活動強化月間と定め、人権に関する学習や取組を行っています。

今年度の取組は、「人権に関する意識調査アンケート」「世界人権宣言などの掲示物作成」「育てよう!人権の木」の3つです。

アンケートに記入することで、生徒の皆さんの人権に対する意識が高まっていきます。

そして、その結果を各クラスで読み合わせ、人に優しくできているか、良くない言動がないか、みんなが過ごしやすい学校になっているかなどについて確かめ合い、理解を深めました。

また、掲示物にも力を入れています。

今年度は高田敏子さんの『水のこころ』という詩や世界人権宣言について調べ、まとめたものを生徒玄関に掲示しています。

そして、巨大ポスター「育てよう!人権の木」を全校生徒で作成しました。

みんなが持っている優しい心が成長していくことを願うポスターです。

もちろん、ここで活躍するのはiPadです。

iPadを使って、色や線などの細かい調整を行うことで、個性あふれる展示物になっていきます。

まず、土台となる大切な部分である幹の部分は1年生の担当です。

そして、葉の部分が2年生。青々と元気な葉は2年生にぴったりです。

最後に、美しい花や実りの果実の部分は3年生の担当です。

それぞれ貼り付けた絵にはメッセージが添えられています。

「ありがとう」「大好き」「今日もみんなに会えた♡なんて幸せな日なんでしょう」「元気!」「君なら大丈夫」「笑顔」「人を思いやる」などのさまざまな言葉たちは見ている人たちの心を優しい気持ちにしてくれます。

そして、我々教員チームも、太陽の部分を担当しました。

明るい太陽となって生徒の皆さんの木を照らします。

よく見てください。

幹の色も色々です。葉も、緑だけでなく紅葉や銀杏の葉があったり、実にはバナナや桃やスイカまであったりします。

でも、それでいいんです。いろんな種類があるからこそ楽しいし、明るくなります。

 

 

違うものが、同じ場所に一緒にいられることは素敵なことです。

そこから、他を理解しようとする心が生まれます。

海星中学校の人権の木は、元気に光合成を行い、さらに大きな木へと育ってくれることでしょう。

今年も如己委員会の皆さんの頑張りにより、心があたたかくなりました。

生徒の皆さんの優しい気持ちが、これからもすくすくと成長しますように・・・。