根を張る時


本日から、第5回定期考査が始まります。生徒の皆さんの頑張りに期待したいものです。

さて、通学路に、幾本かのバラの花が咲きました。

 

本校の本校の生物部が水やりや手入れをしているバラで、春と秋の年二回美しく咲き誇る様子は道行く方々の足をも止めるほどです。

※この写真は以前のものです

真冬に咲いたのは珍しいと思い、生物部の先生に「バラは一年中咲くのですか?」と質問してみました。

すると、「今の時期は、本当はバラの花を休ませる時期です。花が咲いたのは、感染症対策で部活動ができず、手入れが行き届いていないからだと思います。」との言葉が返ってきました。

現在、全ての部活動の活動が中止となっています。

手入れができないことは残念なことではありますが、寒さの中、健気に咲くバラの花には心慰められます。

 

桜の木も枝だけの姿でたたずんでいますが、3月~4月に美しい花を咲かせる準備をしているのでしょう。

活動中止という時間を歯がゆい思いで過ごしている部活動生が多くいます。

しかし、植物だけでなく人間にとっても、活動できない日々には必ず意味があります。

更なる成長のために、自分と向き合い、しっかりと根を張る時間としたいものです。

立春が過ぎ、春は確実に近づいてきました。

梅の花も咲いています。

あと1ヶ月ほどで、中学3年生も巣立ちます。

冬の厳しさとオミクロン株の猛威に耐えながら、輝かしい未来のために、今という日々を大切に過ごしていきたいものです。