海星中学校のBigイベントである体育祭が終わりました。
入学式で67名の新入生を迎え、総勢214名になった中学校の4月は、体育祭一色でした。
入学したばかりの新入生も早々のBigイベントでクラスや学年の垣根を越えて、交友関係を広げたようです。
これからも、本校には各学年ごとにさまざまな行事があります。
3年生は「修学旅行」、2年生は「職場体験」、1年生は「校外学習」です。
それぞれで早くも、その準備が進んでいます。
今日は、2年生の「職場体験」についての話題です。
職場体験の目的は大きく3つ
①働く事の大変さや意味を知り、望ましい勤労観、職業観を身に付けること
②人の関わりによって社会が形成されているという認識を深めること
③保護者、地域の方々への感謝の気持ちを一層深めること
本来は、各事業所様に出向き、職場でさまざまなことを体験させていただく活動です。
しかし、新型コロナウィルスの影響で、この2年間は形を変えての実施となりました。
2020年は、事業所様にお電話で、仕事内容などについてうかがった「電話体験」
2021年は、お許しいただけた事業所様に出向き、直接インタビューをさせていただいた「事業所インタビュー」
2022年の準備に動き出した現在も、オミクロン株の感染は拡大する一方です。
今年も例年通りの「職場体験」は無理かもしれないと思いながら、各事業所様にお電話をいたしました。
筆者:「いつもお世話になっております。海星中学校です。毎年職場体験ではお世話になり、ありがとうございます。」
(中略)
筆者:「あのー、今年も訪問させていただくのは無理ですかねぇ・・・?」
事業所様:「先生、今年は是非とも職場体験してください!電話とかじゃ無くて職場に来てください!」
筆者:「え?いいんですか?」
事業所様:「私たちも悔しかとですよ。今年は、職場に来てください!コロナコロナで、子供たちから教育の機会を奪ったらダメよ。感染対策はちゃんとしますから。」
筆者:「あ、ありが・・・とうございます(涙)」
このようなやり取りを経て、多くの事業者様が「職場体験」の依頼を快く受け入れてくださいました。
本校の生徒たちに対する地域の皆様の温かな思いに、心から感謝いたします。