長崎を「知る」 3


海星中学校・総合学習「長崎学」における1年生のテーマは「長崎を知る」です。

これまでのブログでもお知らせしてきたように、第一弾が、3つのテーマについて調べたものをまとめ上げたポスターセッション

 

第二弾は、3つの中から1つのテーマに絞ってさらに考察を進めたプレゼンテーション

疑問・仮説・データや資料による検証を行うことで、テーマへの理解や自分なりの考えが深まっていきました。

そして、集大成として挑戦するのは「グループ論文」の執筆です。

3学期に入り、まずは著作権について学びました。

本・映画・音楽・イラストなどの作品はすべて「著作物」です。

販売されているものだけでなく、インターネット上に掲載されているものも「著作物」に含まれます。

「著作物」を創作した人を「著作者」、そして、法律によって著作者に与えられている権利を「著作権」と呼びます。

中学生といえども、自分たちの論文に使わせていただく資料の著作権について知らないでは済まされません。

そこで、プレゼンテーションに使用した著作物の整理を行い、参考・引用資料一覧をまとめる作業をグループごとに協力しながら進めていきます。

次は、論文の章立てです。

序章から終章までの本格的な章立てを考えていきました。

「第1章と第2章の順序は変えたほうがよくない?」

「ここに、これを追加したらどうかな」

 

困ったら「先生!!ちょっと来てください」と声が掛かります。

 

真剣な議論の末にできた章立ての一部がこちらです。

 

執筆に向けた役割分担も進みます。

1年生は、学年目標「知る」を大切に「考える」ためのさまざまな活動に取り組んできました。

論文執筆における「書く」作業は「考える」をさらに深めてくれるはずです。

さぁ、どんなグループ論文を作り上げてくれるのか、本当に楽しみです。