2月29日、中学生全学年で歴史文化博物館に校外学習に行きました。
見学したのは「孫文と梅屋庄吉展」です。
長崎人の一人に梅屋庄吉(1868-1934)という方がいます。まもなく創業100年を迎える日本最古の映画制作会社「日活」の創始者の一人である彼は、1895年(明治28)、香港で中国を変えるという志を持った孫文(1866-1925)と運命的な出会いをはたし、深く共鳴しあいます。この後梅屋は、生涯をかけ孫文とその同志たちを支えることとなります。
世に生を得るは事を成すにあり(坂本龍馬)
彼らの根底にあるのは強い志です。何かを成し遂げたい。変えたい。この気持ちは自己の目標にもつながります。彼らの交流に関する資料を見学することを通して、彼らの強い志・友情の一端でも感じることができたと思います。これによって自分のとっての目標(志)を考えるよい機会になったのではないでしょうか。
館内では、他に折り紙が紹介されており、生徒は興味津々に取り組んでいました。
最後に歴史文化博物館の係員のみなさんにお礼と、ご迷惑をおかけしたことをお詫びします。ありがとうございました。