定期テストもおわり、海星中学校では12月15日の文化発表会にむけてさまざまな準備が行われています。
その中でも今日は合唱コンクールの練習の様子を紹介します。
合唱コンクールは、コロナ禍の中では行うことができませんでしたが、昨年から復活しました。
音楽の授業では、現在、どのクラスも合唱コンクールの練習をしているため、生徒の皆さんの元気な歌声が校舎に響いています。
「コンクール」ですので、「競い合い」なのです。
クラスによって、人数や男女比が異なるので、自分たちのクラスの特徴を生かすことができるかどうかという勝負でもあります。
二部合唱にするのか、三部合唱にするのか、主旋律を男子が担当するか、女子が担当するか、合唱時の並び方にも工夫を凝らします。
伴奏の担当者は、夏休み前から準備をしています。
伴奏は、ただ間違えずに弾くことができれば良いというわけではなく、皆が歌いやすいようにという心遣いも大事です。
心にゆとりを持ってピアノを弾くためには、相当の時間と練習が必要となります。
指揮者は、クラスの歌声と心を一つにまとめるリーダーです。心の中で常に歌いながらクラスを盛り上げ、先導します。
本番では、合唱の演奏以外にも並び方や姿勢、礼も大事です。
音楽は「耳」で聞きますが、見た目の印象が人の心に強く影響を及ぼすため、聞こえてくるものに違いが生じます。
ですから、普段から本番を想定した気持ちで取り組むことが重要です。
練習では、うまくいくことばかりではないかもしれません。
自分たちで課題を見つけ、解決するための練習をする、その繰り返しにより「気づき」は成長の証です。
うまくいったときの達成感はひとしおでしょう。
日々の練習を通してクラスの絆が深まっていくことでしょう。
12月15日(金)、各クラスの歌声が体育館に響き渡ることを楽しみにしたいものです。
保護者の皆様にも素晴らしいコンクールをお見せできるように、本番まで海星中学一丸となって頑張ります。