雪解け


海星中学校一般入試Ⅱ出願書類受付中

 

海星中学校の来年度入学に向けた最後の入試が、令和6年度一般入学試験Ⅱ(2教科型)です。

昨日1月22日(月)から出願書類の受付が開始されました。

詳しくはこちらからどうぞ

 

出願書類の提出    1月22日(月)~31日(水)

試験日        2月3日(土)

合格発表       2月6日(火)

入学手続       2月6日(火)~13日(火)

なお、奨学生試験Ⅰ・Ⅱ及び一般入学試験Ⅰ(併願)の入学手続き期間は1月26日(金)までとなっております。

 

雪解け

 

 いくたびも雪の深さを尋ねけり(正岡子規)

 

雪警報ならびに暴風雪警報の発令にともない、本校も1月23日の6校時終了後に下校。

そして翌24日は休校という形で、折からの荒天に対処することとなりました。

 

思えば、昨年末にも雪にかかわる不測の事態により終業式を早めにせざるを得ませんでした。

なかなか思うようにならない天候に頭を抱える冬を過ごしておられる方も多いのではないかと思います。

 

 

こうして生活にさまざまな障害をもたらすものとして迷惑がられる雪ですが、豪雪地帯では春を境に評価が一変することでも知られています。

気温が上がると、雪は「雪解け水」となり、谷川を下って田畑を潤します。

雪には貯水力の高いダムとしての役割もあるのです。

その水量はすごいもので、高さ2.5メートルの積雪は1平方キロメートル当たり約100万トンの水量になります。

さらに、この水量をダムによる水力発電に転用した場合、100万キロワットの電力に相当する発電を行えるとされています。

そのため、水力発電にとっての雪は「白い石炭」と呼ばれたこともあったそうです。

 

といったことを書いた時点で、新たなイメージで降る雪を眺めようと、生徒のいない校舎から外に出てみました。

 

しかし、やはり厳寒の候の雪は、想像以上の冷たさで、すぐに校舎へ逆戻りする羽目になりました。

雪が解け水温む春の訪れを待ち望むばかりです。