感謝を届ける(吹奏楽部 第一回定期演奏会)


2月行事予定表

■男子硬式テニス部
第36回全国選抜高校テニス大会・出場(3年連続20回目)※男子硬式テニス部HP

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 今朝の気温は1度。今日も寒い朝です。
 長崎の歴史を語り継ぐ東山手史跡にあって、旧英国領事館へ向かう坂道を今に残す海星学園。校舎へ上る途中、ふと目線を上げてみると、桜の梢がふくらみ始めていました。暖かな季節が一歩一歩近づいていることを感じます。

 さて、長崎県吹奏楽連盟主催、アンサンブルコンテストにおいて、吹奏楽部・サクソフォーン三重奏で見事金賞を受賞した吹奏楽部、第一回定期演奏会を、昨日チトセピアホールで開催いたしました。お忙しい中、ご来場いただきました皆様、また会場関係者の皆様、誠にありがとうございました。

 「私たちを支えてくれている方々に、感謝の気持ちが伝わるように一生懸命演奏します。」

 吹奏楽部部長の言葉です。昨年までもミニコンサートという形で『感謝』を伝え続けてきた吹奏楽部、今年は念願の定期演奏会を通して心を伝えました。

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【 Ⅰ部 シンフォニック・ステージ 】
『March “The Nine” 』 『ENCANTO』 『”Spirited Away”《千と千尋の神隠し》より』

 感謝の『謝』には『あやまる』『礼を言う』など様々な意味があります。もちろん、感謝における『謝』の意味は後者ですが、字源は左側が『言葉』、右側が『矢を放ち、結果、弓の緊張が解けること』を表すことから『言葉に出して、心の緊張を解くこと』です。

 強く引き絞られた弓から放たれた矢が遠く、強く相手に届くように、重ねてきた練習の分だけ、かけてきた時間の分だけ、想いは言葉の代わりに音に乗り、相手に届きます。

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【Ⅱ部 企画ステージ 】

 Ⅱ部は、吹奏楽部員だけで企画したステージでした。『ピノキオ』『リトルマーメイド』『アラジン』、踊りや寸劇を交えて、ディズニーの名曲を披露しました。

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【 Ⅲ部 ポップス・ステージ 】
『情熱大陸 コレクション』『ひこうき雲』『青い珊瑚礁』『きゃりーぱみゅぱみゅ コレクション』

 「すべての年代の方に楽しんでもらうために、曲選びも念入りに行いました。」

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 特別ゲストとして、今年度学園祭、カラオケコンテストで見事優勝を果たした生徒が『青い珊瑚礁』を熱く歌い上げてくれました。

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【 アンコール 】
『愛をこめて花束を』

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 鳴り止まない拍手の中、吹奏楽部諸君は舞台袖から出ると、走って入り口へ向かいました。

 「ありがとうございました」

 言葉でも伝えたい『感謝』の気持ち。
                
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 お見送りが終わった後は、全員で記念写真。

 前述したように『謝』には「心の緊張を解くこと」の意があります。
 引き絞った分だけ、矢が放たれた後の弦が強くたわむように、重ねてきた練習の分だけ、かけてきた時間の分だけ、終わった後、緊張がほどけた後には大きな充実感が生まれます。

 晴れやかな笑顔がファインダーの中には溢れていました。

 吹奏楽部の皆さん、素敵な演奏をありがとうございました。

担当 松尾勇

※ 写真は定期演奏会の様子

□男子・女子硬式テニス競技  H25 高総体 男子団体 優勝(15連覇)・女子団体・準優勝 海星テニス部 HP 
□男子バスケットボール競技  H25 春季選手権 準優勝 海星男子バスケットボール部 HP 
□男女弓道部  H16 個人全国制覇優勝  H24長崎市長・市議長盾争奪弓道大会 優勝 海星男女弓道部 HP 
□ラグビーフットボール競技 H23 高総体ベスト4 海星ラグビーフットボール部 HP

第65回卒業生 国公立大学をはじめ続々合格

□第65回生 合格体験記

国公立大学                  私立大学

大阪大学 1名 北見工業大学 1名 上智大学 3名 東海大学 3名 ノートルダム清心女子大学 1名    
九州大学 1名 室蘭工業大学 1名 東京理科大学 3名 南山大学 1名 筑紫女学園大学 1名    
熊本大学 7名 長崎県立大学 12名 明治大学 1名 関西大学 2名 中村学園大学(栄養) 1名    
広島大学 1名 熊本県立大学 1名 立教大学 2名 関西学院大学 4名 聖マリア学院大学(看護) 3名    
長崎大学 30名 神戸看護大学 1名 中央大学 2名 同志社大学 1名 大東文化大学 1名    
福岡教育大学 1名 高知県立大学 1名 法政大学 1名 立命館大学 8名 その他私立大学 263名    
群馬大学 1名 高知工科大学 1名 日本大学 8名 京都産業大学 2名        
鳥取大学 1名 北九州市立大学 1名 東洋大学 3名 近畿大学 8名        
島根大学 2名 名桜大学 2名 駒澤大学 5名 甲南大学 1名        
山口大学 1名 福岡女子大学 1名 専修大学 2名 関西外国語大学 3名        
高知大学 1名 防衛大学校 2名 明治学院大学 7名 西南学院大学 15名        
佐賀大学 1名 その他 18名 日本女子大学 1名 福岡大学 39名        
宮崎大学    1名                  

 

■フロンティアコースⅠ期生の実績 ◇大学進学

長崎大学 2名 立命館大学 1名
室蘭工業大学 1名 京都産業大学 1名
上智大学 1名 近畿大学 4名
駒澤大学 1名 大阪工業大学 1名
東海大学 1名 福岡大学 2名
神奈川大学 1名 福岡工業大学 11名
立正大学 1名 久留米大学 6名
南山大学 1名 その他大学 56名

◇就職

三菱重工長崎 長田工業    
三菱電機(福山) パサージュ琴海    
九州電力 角煮家こじま    
九電工 コスモスガーデン桜の里    
福砂屋長崎 長崎市役所(一般)    
福砂屋福岡 陸上・海上自衛隊    
杉永蒲鉾 その他    

 

□大阪大学 外国語学部(英語科) 合格  香焼中学校出身  瀬戸圭太郎君(ステラマリス・コース)

中学三年生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。海星高校では授業や盛んな部活動だけでなく、盛りだくさんな学校行事で楽しい、充実した毎日を送ることが出来ます。また男女が良き級友としてともに学びます。私は高校一年生の頃から英語が好きで積極的に学習に励み、自ら英検を目標に次第にハードルを高くしていきました。海星では担任の先生をはじめ諸先生方が生徒一人ひとりの能力を最大限に引き出し、全面的に支援してくれます。3年後、夢がカタチとなっていることを実感するでしょう。頑張って下さい。

□広島大学 理学部(生物科学科) 合格  海星中学出身   橋口 雄飛君(国公立進学コース)

中学三年生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。私もちょうど3年前中学校を卒業し、部活動のサッカーと勉強を両立させようと頑張りました。部活動では高校2年生の時にインターハイで全国ベスト16に入ることが出来ました。また、憧れのサッカー部の先輩が入学している大学に合格するため努力し、成し遂げることができました。部活動と勉強の両立で悩んだ時期もありましたが、それを支えてくれたのが先生方や友人でした。海星学園で6年間を過ごさせてくれた両親に大変感謝しています。 海星は皆さんのよきサポーターです。是非自分の夢を実現させて下さい。

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□熊本大学 工学部 合格    小島中学校出身   馬場圭佑君(国公立進学コース)

私は高校三年間、たくさんの人に出会い、色んな場面で一喜一憂してきました。体育祭・文化祭で仲間と切磋琢磨したり、日頃他愛ない話で笑ったり。今思えば、そんな日常がとても愛おしいです。授業、課外授業、学習合宿など二年生後半からは希望校を志望校に変え合格に向けての取り組みが本格的になりました。私が合格できたのは、学校生活で培った自学力だと思います。わからない問題は、その日そのままにせず、職員室へ行き、とにかく質問しました。職員室前にある学習机は、教室の自分の机と同じくらい愛着があります。先生方も質問には親身になって答えてくれたので、意欲が切れることがなかったです。 そのまま家に帰り続けて家でも勉強できたのは、日頃知らない間についていた自学力のおかげだと思います。夢は逃げません。夢が叶わないのは、自分が夢から逃げているからだと思います。夢を叶えるために一日一日を大切にできた高校生活に私は感謝しています。

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□九州電力  合格    野母崎中学校出身  北村幸一朗君(フロンティアコース)

私はフロンティアコースに入学し部活動を頑張った三年間でした。私は演劇部に所属し、コンクールだけでなく、施設や老人ホームで練習した演劇を披露できたことが一番の喜びでした。私は海星に入り部活動をするまでは何事に対しても最初の一歩を踏み出す勇気が持てず、とても消極的でした。しかし演劇を通じて自分が今まで挑戦したことがない分野で活動することによって、まだ自分の知らないことが世の中にはたくさんあることを知り、自分の中に挑戦という言葉が芽生えました。 また私は両親に少し恩返しをすることができたと思っています。私は両親にたくさんの苦労と心配をかけてきました。高校を卒業し就職すると決めたとき、少しでも早く進路を決めて両親に安心してもらいたかったです。しかし就職は簡単ではありません。もう一回といわれたら尻込みするくらい、三年生になってから、特に夏休みはとにかく勉強や面接、三年間の振り返り作文などにしっかり取り組みました。担任の先生や進路の先生など、多くの方々にご指導いただき内定をいただくことができました。その間、何度も逃げ出して自分の好きなことをやりたいと思いました。 内定をいただき母にすぐ公衆電話で報告しました。自分の事のように電話口で喜んでいる母の声を聞いた時、頑張ってきて本当に良かったと心の底から思いました。電話をかけながら涙で眼鏡が曇ったのは初めてでした。私は海星での三年間は常にたくさんの人達に助けられてきました。春から社会人となり、今度は私が多くの人達を仕事を通じて助け感謝される人間になるよう取り組みます。この先の自分の生活で、人の大切さを忘れず、海星で学んだ三年間を大事にしていきます。

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