※最近の問い合わせをいただいています『海星高等学校』『海星中学校』『海星学園』等のフェイスブックにつきまして、本校はフェイスブック運営はいたしておりませんので、ご回答ご連絡させていただきます。
■高校オープンスクール 8月1日(土曜)
■第60回長崎県吹奏楽コンクール 7月31日(金曜)10時~10時15分出演(出演順2日目1番)
■前期夏期課外 7月22日(水曜)~8月7日(金曜)
■夏期学習合宿 8月1日(土曜)~8月6日(木曜)
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待ちに待った梅雨明け宣言。
連年より10日ほど今年は遅いという発表ですが、青空と入道雲を見ることができれば、それも気になりません。今朝は特に「晴れて良かったネ。」と、声をかけてあげたいです。コンクールに参加する吹奏楽部の皆さんが、午前6時30分の集合時間めがけて続々と登校してきています。男子硬式テニス部も、インターハイに向けて長崎県代表として出発しました。
練習の成果を存分に発揮してきてください。
さて、明日からは8月。高校は第2回オープンスクールを開催、約400名の参加をいただいています。明日も晴れますように。そして学習合宿も始まります。現在行われてる前期課外授業は、来週7日(金曜)が最終日。後期は17日(月曜)から始まります。詳しくはホームページ・トップ月間行事予定表をご覧下さい。
さて、中央館は現在内部の解体工事が進んでいます。
125周年記念事業にあたり、中央館について調べると、あの吉阪氏の設計による中央館建築が当時の近代的モダニズム最先端だったということを一層感じずにはいられません。
中央館は、一元的な「学校校舎」としての建造物ではありません。
氏の言葉を借りるなら「海星学園の新校舎についてまずその敷地に当たっていえること、それは過程をひっくり返して出発すると、思わぬ結果に到着することがある。貧しき者が富める者だという聖者の言葉が思い出される。」と、雑誌に記されていらっしゃるように、様々なことを計算しデザインされた1つの建造物です。
そして氏は、そう記された建築本に、最後はこう結んでいます。
「オランダ坂を登ってくる人々には、新しい塔がそびえて絵はがきのために良い対象物ができた。だが、私を喜ばせてくれたのは、初めて中央館の中に入ることが許された落成の日、生徒達が心からうれしそうにこの建物を出たり入ったりしたことだ。」
その言葉と出会った本は、中央館を惜しみ探した海星資料室を調べて見つけました。資料室では物理的発見や思わぬ思い出話が掲載された本など様々なものを見つけます。
年に一度、現在も卒業式時に発刊配布されている『校友会誌・海星』。
中央館落成年・昭和33年のそれを昨日は学園内資料室で読む機会にめぐまれました。
表紙は、当時の新校舎こと昭和33年完成中央館から旧修道院を撮影したもの。
ページをめくると、中央館建設の様子が数枚の写真とともに紹介されていました。
さらに驚いたのは、その資料室で昭和9年(1934年)の卒業アルバムを見る機会を得たことです。今から81年前の卒業アルバム。(※以下、写真は昭和9年海星卒業アルバムより転写)
中央館記念事業が、海星123年の歴史を顧みる時間を与えてくれています。海星創立は、明治25年(1892年)です。
アルバムをめくると、昭和9年に在学した先輩方の当時の学園での学校生活がありました。
1934年。アメリカ・F=ルーズベルト大統領は着年2年目。ドイツ・共和国が終わりヒトラーが着任。中華民国では。紅軍毛沢東の長征(瑞金→延安)が始まります。日本では二二六事件が起こる二年前。混沌とした時代です。
その当時の卒業アルバム。
先輩方が理科実験室で、先生の授業を食い入るように受講する写真。
「米国ゴルドー・スタアー・チームを迎へて。」
と書かれた写真は、海星野球部との親善試合後の写真。
野球部の歴史を感じずにはいられません。
当時を思わせる「海星ラッパ部」も紹介されています。
柔道部・剣道部・射撃部。
生徒と一緒に写る顧問教員は、上から田川先生・宇野先生・原配属将校と中野教官。
部活動写真は、このほかにも硬式テニス部・軟式テニス部・辯論部(べんろん)・陸上競技部・図書部・水上競技部・蹴球部(サッカー)・体操部・籠球部(バスケットボール)などの紹介写真がありました。
またアルバムを見た限りでは、当時教員は30名。そのうち校長先生をはじめとする5名の教員がフランスなど外国から着任された先生方でした。
修学旅行の様子や当時の長崎で撮影された写真もありました。
修学旅行先は、汽車で行く太宰府。
最上級生のグループ写真は、現在の卒業アルバムと同じように長崎市内観光名所で撮影されています。
まだ幅が広くなる前のオランダ坂。崇福寺の前。
建設当時の中央館や昭和2年の卒業アルバムを見て、不思議な感覚に陥ります。
それは現在の私たちが、このセピア色になった写真にある場所を歩き、そこで学んでいるからです。
125周年に向けての取り組みは、現在在籍する私たちだけのものではありません。過去・現在、そして未来の海星ファミリーによる記念事業です。
今年は海星高校・第68回生が卒業します。(学校改革により昭和23年・海星高等学校、中学校に改組)
68回生の卒業アルバムも、81年後の海星ファミリーが思いを馳せて、きっと目を通します。
※写真は、昨日資料室。
担当 鶴野
7月30日(木曜)、本日の海外研修の様子です。
本日は、ブルーマウンテンに行きました。写真は観光スポットであるスリーシスターズの様子です。南半球のオーストラリアの今は冬。とても、寒いですが、15人全員仲良く過ごしています。英語も頑張っています!!(引率教員 小山先生より)
※ 写真はスリーシスターズ、そしてランチの様子。
担当 松尾勇・小山
※各クラブ・HPです。検索・クリックして下さい。
□男子・女子硬式テニス競技 H27 高総体 男子団体 優勝(17連覇)全国選抜大会出場・ 海星テニス部 HP
□ラグビーフットボール競技 H26 全国選抜大会出場 H27高総体 3位 海星ラグビーフットボール部HP